【モチベーションアップ】仕事のやる気を回復させる思考法

今月の目標を達成したいんだけど、なぜかやる気が出ない…

引き締まった身体になりたくてジムの会員になったけど、いつのまにか行かなくなってしまった…

 

自分にとって叶えたい目標があったとしても、なぜかやる気が出ず途中で諦めてしまった経験はありませんか?

 

特にADHDの場合、どんなことも長く続かない「飽きっぽさ」という特徴から、途中でt挫折して悩んでいる方も少なくありません。

 

今回は、自分が立てた目標に向かって励んでいる方に向けて、挫折しないで達成できるようになる考え方や、具体的な方法について解説していきますみ。

目標達成に向けて小さな習慣を作る

毎日朝食を取る、お風呂上がりにはストレッチをするなど、人はさまざまな習慣を持っています。

 

習慣の程度によって異なるものの、それらをやっておかないと、どこか落ち着かず気になってしまうという方がほとんでしょう。

 

これからも続けたい習慣がある一方、できるならやめたい悪い習慣も多く、生活の大半は日々の生活習慣によって構成されるといわれています。

 

そのため、叶えたい目標や夢などがある場合、それを達成するために必要な行動を自身の習慣にする必要があります。

 

楽に感じることから始める

基本的に、人は楽な方向に流れてしまう生き物で、僕も「面倒なこと・手間がかかること」が大の苦手です…

 

先ほどの「楽な方向」とは、単にダラダラ寝るみたいなものではなく、普段やりなれた行動や考え方なども含まれます。

 

この楽な行動、ひいては自動行動を司っているのが、古くから人間の脳に備わっている「大脳基底核」と呼ばれる箇所です。

 

一方、意志力や決断力などを要する「面倒な行動」を司っているのが、脳の中でも比較的新しい箇所とされる「大脳新皮質」にある「前頭葉」です。

 

この前頭葉は、ストレスの原因となるネガティブな感情を毎日処理してくれています。

 

ストレスが多い人の前頭葉は常にフル回転しており、負荷が強くなると前頭葉が休むようになります。

 

休んでいる間は理性が効かない?

前頭葉が休んでいる間に働くのが、先ほどご紹介した「大脳基底核」です

 

「大脳基底核」は、今までやってきたこと、あるいは人間の本来持っている欲求などを優先して体に指示を出す部位とされています。

 

そのため、「大脳基底核」が働くことで今ままでの「習慣」が制御されなくなり、お酒やタバコに手を出すほか、肥満や高血圧などにつながる暴飲暴食に走ってしまうようになってしまいます。

 

これにより、自分が望む行動ではなく、身体に悪いとされる習慣をやめられなくなってしまうの、これから新しい習慣を作ろうとしている方は、「前頭葉」の負担を減らすことが重要です。

 

・ストレスや不安をなるべく少なくするよう、映画やアロマなど趣味の時間を作る

・特別な状況を除き、なるべく残業はしない

 

上記はあくまで一例ですが、このような取り組みを続けることで、理性や欲望に負けず、理想の行動を取れるようになります。

 

また、「脳は大きな変化を嫌う」という習性があります。

 

これは「大脳新皮質」の特長のひとつでもあり、何か極端な変化を起こそうとすると、この大脳新皮質がブレーキをかけます。

 

そのため、ブレーキがかからないような小さな変化・行動をしないと、いつまでたっても行動に起こせません。

 

これが「目標を立てたけどなぜかやる気が起きない…」の正体ともいえます。

 

最初は本当に小さなことで大丈夫なのですが、具体的にどれくらい小さくしていけば良いのでしょうか。

 

目標達成に向けて、まずは1日・1回・1ページ

筋トレをしたことがある人ならわかるかとは思いますが、重りをつけない状態で行うスクワット1回は、非常に楽に感じるものです。

 

膝に痛みや違和感などがなければ、よほどのことがないかぎり大丈夫なはずです。

 

もちろんこれが10回・30回・50回と回数を重ねていけばつらくなりますが、まずはこの1回を目安に取り組んでみましょう。

 

たった1回のスクワットなんて簡単すぎるんじゃないの?

 

上記にように思う方も多いのですが、どんなに小さなことでも、それがクリアできると、人は不思議なことに「もっとやりたい!」って思えるようになります。

 

そこから徐々に2回、5回、10回と増やしていきます。

 

・厳しいと思ったらそこでストップし、楽にできるようになったらまた増やす

・さらに慣れてきたら、そこから徐々に回数を増やし、身体にかかる負荷を高めていく

 

このように取り組んでいくと、先ほど書いた大脳新皮質のブレーキが働くことなく取り組めるようになります。

 

逆に、もう嫌だと感じたら、それはこの大脳基底核によるブレーキが効いてしまっているということになります。

 

なお、これは悪い習慣を絶つときにはあまり効果が見込めないので、良い習慣を身につけたいときにおすすめの方法です。

 

小さなことから始めていくのが大事ですので、ぜひ試してみてください。

 

目標達成に向けて取り組む過程に価値がある

目標に向かって取り組んでいるとき、「今自分がやっていることって無駄なんじゃないかな…」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

 

僕もこの悩みを抱えていて、仕事だけではなく、読書や勉強、筋トレなど、さまざまなシーンで思い悩みながらやることが多くあります。

 

成果がなかなか出ない、自分の成長になっているかどうかわからないなど、さまざまな理由があるものの、いずれにせよやる気がなくなってしまうのはできる限り避けたいものです。

 

簡単には達成できないからこその「目標」

無理のない範囲から取り組む必要はあるものの、目標を達成するまでには手間と時間がかかります。

 

たとえば、医者や弁護士になるためには、専門的な勉強を数年かけて行わなければなりません。

 

また、日々の仕事でも、いきなり望むような成果が出るということはほとんどなく、地道な努力が必要です。

 

ゲームでも一緒で、ドラクエやFFなど、徐々にキャラのレベルを上げていき、ラスボスに挑む仕様になっています。

 

目標の大変さを意識する

もし挫折してしまいそうなときは、「自分が達成したい目標の大変さ」をあらためて意識してみてはいかがでしょうか。

 

周りの人がすでに達成していたとしても、熱量・能力などが違うことが多く、無理に自分と比べる必要はありません。

 

「あの人は達成しているのに自分は達成できないなんてダメなんだ…」とは思わず、自分のできることを少しずつ続けていく必要があります。

 

・どんなに疲れていても、毎日本を1ページ読む

・一行でも構わないから日記をつける

 

無理のない範囲で続けていき、自分が達成したい目標に向かって取り組んでいきましょう。

 

また、目標達成に向けて努力を続けることも重要ですが、適度に身体を休ませることも大事です。

 

具体的な休み方や、休み方の考え方については以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ一度チェックしてみてください。

 

【発達障害ライフハック】休みを取るべき理由と上手な休みの取り方について解説

 

正しい努力を続けていけば目標は達成できる

今回は、自分が立てた目標に向かって励んでいる方に向けて、挫折しないで達成できるようになる考え方や、具体的な方法について解説しました。

 

・目標を達成するために必要な行動を習慣にする

・脳の働きを押さえ、勘違いしてしまうような「小さな行動」から始める

・周りの人と比べず、自分にできることを淡々とこなしていく

 

途中で挫折してしまうと自分が嫌いになってしまい、せっかく立てた目標も諦めてしまうことになります。

 

資格取得や転職、キャリアアップなどさまざまあるかとは思いますが、ときおり身体を休ませつつ、自分なりに継続して達成するようにしてみてはいかがでしょうか。

 

目標に向かって取り組める真面目で誠実な方を応援しつつ、僕自身も行動していきますので、一緒に前に進んでいきましょう。

 

また、こちらの本も参考になりますので、よければチェックしてみてくださいね。


 


今回もご覧いただきありがとうございました。

 

それではまた!

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