【挫折したくない】目標達成には「具体化」が重要な理由

面倒な人間関係や大量のタスクによって、精神的にまいってしまうときってありますよね…

 

僕自身、「どうしてこんなつらい思いをしなきゃいけないんだ?」と悲しくなることも多く、実際に退職届を書いて提出しようとしたことも少なくありません。

 

【本記事はこのような悩みを持つ方におすすめ】

・仕事を辞めたいけど、なかなか踏ん切りがつかない

・これから先、どのような道をたどればいいかわからない

 

今回は、「仕事がつらい…」と悩んでいる方に向けて、仕事をするうえで明確にしておくことや、目標達成に向けて実際にやるべき行動・考え方などを紹介します。

仕事で生じる悩み

「お金を得るために働く」と考えている人もたくさんいますが、それだけでは仕事の中で発生するつらさやしんどさは乗り切れないかもしれません。

 

嫌いな仕事を長期間続けることは難しく、なかには精神的な病を抱えてしまうケースも多くあります。

 

ノルマが達成できない

20代の頃、僕は営業の仕事をしていましたが、営業職にはノルマがあり、常に数字と戦わなくてはいけません。

 

ノルマが達成できないことも多く、そのたびに上司に詰められて、「早く辞めたい!」といつも思っていました。

 

3年弱ほど勤務できましたが、その後「ノルマを達成するために生きていくのは嫌だな…」と考えるようになり、悩んだすえに転職することにしたのです。

 

合わない人とも一緒に働く必要がある

職場で働く以上、上司や先輩、同僚などさまざまな人と関わり合いながら仕事を進めていくことになります。

 

給料を稼ぐためとはいっても、自分と合わない人と一緒にいるのは正直なところストレスにしかなりません。

 

自分にとって働きやすい環境にいること、そして夢中になれる仕事であるということが、長続きのコツのひとつといえます。

 

【長く働ける職場の特徴の例】

・仲の良い同僚や先輩、後輩がいる

・体調不良のとき、嫌味をいわれることなく休むことができる

・上司が尊敬できる

・仕事内容がおもしろく感じる

 

詳しくは後述しますが、仮に職場に仲が良い人がいる場合、年収が上がるよりも幸福度が高まるとされています。

 

仕事がつらいなら「目標を具体化」させる

誰かに強制されて仕事をすることや、自分の意思に反した作業を行うことは、想像以上のストレス源になるおそれがあります。

 

また、職場の上司に嫌われてしまったり、仲の良い同僚が転職してしまうことでも働きづらさは変わってきます。

 

そのため、自分の中にある「目標・価値観を具体化」させ、「将来どのような姿」になっているのかを把握しなければなりません。

 

友人の存在を大切にしている場合

2004年、アメリカの大手世論調査会社のギャラップ社は、友人が個人の幸福度にどの程度の関係しているのかを調査しました。

 

この調査によると、職場に3人以上の友人がいる場合、人生の満足度は96%も上昇するという結果が出ています。

 

そのため、「人間関係を重視する」という価値観を大切にし、自分に合わない人がいれば転職するといった方法は、決して逃げではないことがわかります。

 

自分のやりたいことを価値にする場合

自分の気持ちに正直になって、今の仕事が合っているのか、毎日を楽しく過ごすためにはどうしたらいいのかを考えてみるのも有効です。

 

・お金のことを抜きにやりたいことを書き出してみる

・周りの人とは違うことをやってみる

・あえて一人になって行動してみる

 

上記のような作業をすれば、今の仕事が自分にとって本当に価値があるのかが見えてきます。

 

現状に満足しているなら問題ありませんが、そうでないなら仕事を変えてみるのもひとつの手です。

 

大きな後悔とならないよう、自分のワガママを通すことも大事です。

 

つらい仕事を我慢して続けるとダメな理由と具体的な対策

PTSD(Post Traumatic Stress Disorder :心的外傷後ストレス障害)などの場合は別ですが、どんなに我慢できない出来事も、時間が経てば徐々にその記憶も薄れていきます。

 

「今だけ我慢すれば大丈夫」と耐えてしまう方も多いのですが、この「今」っていったいどれくらい続くものなのでしょうか?

 

うつ病などのリスクが高まる

数日程度であれば我慢もできるかと思いますが、数年にもわたって我慢しなければいけない状況は、オリンピック選手のような精神力の持ち主でも折れてしまうといわれています。

 

心が折れると精神的に弱っていき、場合によってはうつ病や適応障害などの病になってしまうことも少なくありません。

 

・会社に行こうとすると涙が止まらなくなる

・動機やめまい、発熱などの症状が出る

・ベッドから起き上がれない

 

上記のような症状が見られる場合、メンタルクリニックや精神科への受診をおすすめします。

 

いつでも逃げられるように準備しておく

自分で我慢する期間をコントロールできない状況であればさらにストレスが増えていきますので、「いつでも自分はこのつらい状況から抜け出させる」状況を作っておく必要があります。

 

・転職活動を始める

・複数の収入源を作っておく

・職場だけでなくいくつかのコミュニティで仲の良い友だちを作っておく

 

上記のうち、どれかひとつでもやっておくと大きな安心感につながるので、ぜひ実践してみてください。

 

知識や経験を活かせることする

万が一会社をクビになってしまっても、これまでの知識や経験というのは無駄にはなりません。

 

RPGのように、ボス戦の前にあるセーブポイントからやり直しができるようなものです。

 

装備や魔法はもちろん、これまで培ってきた道具やスキルも全部そろった状態でもう一度チャレンジできるので、自己分析をしたうえで何か新しいことを始めてみると良いでしょう。

 

自分の理想の姿でいられる会社に転職する

お客さんの前でやってしまった失態も、後輩の前でしでかしてしまった過ちも、全部経験値となって再スタートを切れるのが、転職の大きなメリットです。

 

仮に今の会社に残って挽回する場合、一度失った信頼を取り戻すことから始めなければなりません。

 

マイナスからゼロの状態へ、そしてプラスの状態へともっていくことは想像以上の努力が必要になるので、「今の仕事がつらい…」と感じている方は、興味のある企業にアプローチしてみてはいかがでしょうか。

 

10年後「どんな暮らしをしていたいか?」を考える

「人に誇れるスキルはない」「やりたいこともない」と悩んでいる方は、「10年後の理想の姿」をイメージし、それが叶うような職場に入るのもひとつの手です。

 

どのような方も、以下のような「願い:「要望」などは持っているものです。

 

【仕事探しの軸の例】

『残業はなるべくしたくない』

→定時帰社が基本になっている会社に入る

 

『育児に時間を割きたい』

→すべて自宅で完結できる仕事に就きたい

 

『今よりもっと広い家に住みたい』

→最低でも◯◯万円の年収が見込める企業に入る必要がある

 

「モテたい」「バカにしていたやつらを見返したい」といった俗物的な願いでも全然良いので、素直な気持ちで探してみてくださいね。

 

仕事の価値観について考えてみよう

今回は、「仕事がつらい…」と悩んでいる方に向けて、仕事をするうえで気をつけること、そしてやるべき行動について解説しました。

 

・お金のことを抜きにして、今の仕事内容を考える

・「今我慢すればいい」とは考えず、「今楽しむためには」を考える

・結果を出すために何をすべきかを考えて行動に移す

 

仕事がつらいと思うのは、自分が弱くてダメな人間だからというわけではなく、上司との環境や仕事内容なども影響しています。

 

仕事だけが人生ではありませんし、お金では買えない幸せもたくさんありますので、後悔のないように今の仕事について考えてみてくださいね。

 

また、以下の本も参考になりますので、こちらも併せてチェックしてみてください。


 


今回もご覧いただきありがとうございました。

 

それではまた!

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