最近肩こりがひどくなった気がするけど、仕事が忙しいから仕方ないよね…?
適応障害になってから悩んでいることのひとつとして、「肩や首の痛み」を挙げる方も少なくありません。
肩こりや首の痛みは現代人にとってもはや当たり前の症状ともいわれていますが、適応障害になると痛みの程度がかなり増していき、当時はまるで重い鉛を背負っているかのような思いをしながら生活を送っていました。
今でもそれはあまり改善されていませんが、さまざまなマッサージやストレッチを行いながら自分の身体をケアし、今では「ちょっとつらいかも…」という程度にまで回復しています。
今回は、適応障害となってつらかった「肩こり・首の痛み」について解説します。具体的な対処法や、つらいときを乗り越えるためのコツなども紹介していきますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
目次
適応障害の肩こりは別物
子どもから大人までたくさんの人が悩む肩こりですが、適応障害となるまでは、そのつらさもそこまで大きなものではありませんでした。
僕の場合もおそらく一般的なつらさであり、軽いストレッチや運動をすることで回復させることができていました。
しかし、当時は肩こりのことについて考えない日はないほどやっかいなものになっており、ひどいときは激しい頭痛や吐き気などに襲われてしまうことも少なくありませんでした。
・眠れないし頭も痛いし肩こりってこんなにつらかったっけ…?
・もはや仕事どころじゃない…
・座っているだけでもつらい…
ほぼ毎日上記のような悩みを抱えており、言葉では表せないほどの痛みと格闘しながら生活していました。
肩こりの対処法
肩こりといってもその原因は多岐にわたり、直接肩が原因となっていることもあれば、別の箇所が原因となることもあります。
骨盤の歪みや猫背のほか、長時間同じ姿勢と取るなど、これらが複雑に絡み合って「肩こり・首の痛み」が発生するとされています。
正直いって、色々な本やサイトに書かれているストレッチを試しても、なかなか思うような効果は得られませんでした。
そんな中でも、以下では僕が実際にやって良かったことを紹介していきます
【肩こりの対処法①】肩を動かす
僕は最初、肩こりの解消にはやはりマッサージが有効だと思い、ひたすら肩や首の周辺をマッサージしていました。
そのときはたしかに痛みは軽くなるのですが、それも少しだけしか続かないもので、すぐに痛みがぶり返してきてしまいます。
肩こりの根本の原因は、筋肉が弱っている、筋肉がうまく働いていないことの2点にあるといわれています。
たとえば、勉強や食事、パソコン作業などを続けていくと、次第に肩の周辺が固まっていきます。
そうなると脳は「何か異常があるから動かない」という錯覚を起こし、痛みとなって身体に知らせます。
このよう仕組みから、たとえ肩そのものに異常がなくても肩こりが起こってしまうのです。
もちろん、打撲や筋肉痛など何か他に原因がある場合には、きちんと病院に行って治す必要があります。
ただ、慢性的な運動不足で肩こりが起こっていることがほとんどなので、積極的に肩を動かすことで肩や首周りの痛みを解消させることが可能です。
【肩こりの対処法②】身体を鍛える
もともと僕は運動が好きで、学生時代からテニスやランニングなどを行っていましたが、今は怪我や仕事の影響でそこまで走れてはいませんでした。
最近は週に1〜2回2時間ほど近所のランニングコースを走っているのですが、これがかなりの肩こり解消につながっています。
学生時代に比べ、距離も短いうえに速度もまったく出せてないのですが、肩こりの解消には効果的ということが改めてわかりました。
ほかにもジャンプして腕立てという動作を4分間行うHIITや、両肘を床につけて同じ姿勢を保つクランチなど、いろいろな運動を少しずつ日常生活に取り入れています。
身体を鍛えることは、肩こり解消のほかにもさまざまな良い影響をもたらすことが科学的にも明らかになっています。
それに、運動は単純に気分がスッキリするものなので、できる範囲で続けていくことが重要だと考えています。
【肩こりの対処法③】マッサージボールやマッサージガンを使う
直接的に肩を揉んでもさほど効果が出ませんでしたが、【トリガーポイント】と呼ばれるツボみたいなところを押すことで肩の血行が良くなると感じています。
腰や膝など、身体の中にはたくさんのトリガーポイントがあり、その場所を押すことによって効率良く痛みを改善させることができるので、時間があるときが指でグリグリと押すようにしています。
トリガーポイントの面白いところは、がっちりはまると涙が出るほどの痛みが生じるところでしょうか笑
慣れないと探し当てるまでけっこう大変に感じるほか、うまくハマると途端に鋭い痛みに襲われるため注意が必要です…
ただし、5分ほど刺激するだけでも肩や首の痛みはわりと軽くなるので、痛みが苦手でなければ試してみてください。
このとき、手や指で押すと痛めてしまうので、マッサージボールやマッサージガンを使うのがおすすめです。
上記2つのものは僕も実際に使っていますが、手が届かない、あるいはうまく力が入らないところにあるトリガーポイントにアプローチできるため、非常に良いなと実感しています。
アマゾンなどで簡単に手に入り、さらに手頃な価格なものが多いので、気になる方は一度検討してみてはいかがでしょうか。
肩こりを悪化させないために
スマホやパソコンを使わず、なるべくストレスを溜めないように生活をするのが最も効果的だとは思いますが、それはなかなか難しいものです。
昔言われていた読み・書き・そろばんのように、今ではスマホやパソコンは日々の生活に必要なものであり、さらにスキルを高めるには使用時間も増えてしまいます。
またブルーライトの影響もあり、なるべくなら使う時間を減らしていければ良いなとは思いますが、これはなかなか難しいことだと思います。
だからこそ、できる範囲でさまざまな方法を試していき、上手に付き合っていくのがベターだと思います。
専門家ではないので正しい知識とやり方ではないこともあるとは思いますが、その時々で最善の方法を取り、やっかいな肩こりを改善させていきましょう。
適応障害の肩こりは甘く見てはダメ!
今回は、適応障害で現れる症状のひとつの「肩こり」について解説しました。
・適応障害によって肩こりが悪化してしまうことがある
・ストレッチだけでなく運動を取り入れて改善させる
・マッサージボールやマッサージガンを使う
肩こりや首の痛みは誰しも悩むものですが、適応障害が原因でより痛みが悪化することも珍しくありません。
逆に言えば、普段とは違った痛みが生じている場合、もしかしたらメンタル疾患の可能性があるともいえます。
なかなか改善されない肩こりでお悩みの方は、どうか無理をせず自分の身体を休ませることを優先させてください。
また、以下の本も参考になりますので、こちらも併せてチェックしてみてください。
今回もご覧いただきありがとうございました!
それではまた!