入社して1年が経つのに全然ミスが減らない…
後輩に指導したいのに、まったく説得力がない…
未経験の業種・職種に転職し、毎日毎日ミスの連続で上司や先輩から怒られている方も多いのではないでしょうか?
僕もこれまで3回ほど転職をしてきましたが、慣れない毎日に悩むことも多く、「もうダメだ!」と匙を投げてしまうことも多くありました…
今回は入社して1〜3年目の方に向けて、仕事が合っていないと悩み、自分に自信をを持てなくなってしまったときにやるべき行動を紹介していきます。
目次
自信が持てないから人と比べてしまう
僕はもともと要領が悪く、さらにADHD・ASDの併用型でもあるので、集中力や注意力も人並み以下です。
周りを見れば、テキパキと仕事をこなしていく人、難しいお客さんと和やかに談笑しながら契約を結ぶ人など、自分が憧れてしまうような人がたくさんいます。
一方、僕はいつも会社の上司や先輩から「もっと要領よくやれ」「ミスが多い」と言われてしまう始末です。
新卒のころは特にひどく、連日連夜のお説教によって、精神的にも追い詰められている状況でした。
会社や学校など、組織に属している以上、周りの人と比べてしまうのは避けられません。
そのため、まずは自分のことを受け入れて、そこから何をするかを考えていくことが重要とされています。
自信を持つために「セルフコンパッション」を行う
「あの人はホントに使えないよね」と言われてしまうポンコツな僕も、昔に比べ、今ではひどく落ち込むことは少なくなりました。
もちろん、能力が上がった、スキルがついたからというわけではなく、ダメな自分でも「これが自分だから」と割り切ることができるようになったからだといえます。
自分を認めるためには、セルフコンパッションと呼ばれる認知行動療法が有効です。
以下に、僕自身が行っているセルフコンパッションの例をご紹介します。
しょうがないと心の中で唱える
セルフコンパッションは、「自分の愛する人を思いやるように、自分自身を思いやること」と定義付けられ、「今に集中する」マインドフルネスの考え方にも近いものとも呼ばれています。
一見簡単そうに見えて意外と難しく、僕自身も苦労しながら実践しています。
難しいもの多いのですが、その中でも比較的簡単なのが、いつも心の中で【しょうがないよ】とつぶやくという方法です。
・やってしまったことは変わらないし、しょうがないよ。
・自分では精一杯やったし、もうこれはしょうがない。
・先輩も確認していなかったのだから、トラブルが起こるのもしょうがなくない?
「しょうがない」の活用形ともいえますね笑
セルフコンパッションの大事なポイントは、自分ではなく、自分以外の第三者という意識を持つこととされています。
少しわかりづらいかもしれませんが、優しくて包容力があり、自分がとても尊敬している人を頭の中でイメージしながら「しょうがない」と唱えていきます。
・大切な恋人
・両親や兄弟
・信頼できる友達や先生
・好きな漫画のキャラクター
上記の中からぴったりの人を思い浮かべ、その人が親身になって語りかけてくるシーンを想像します。
「しょうがない」以外にも、以下のような励ましの言葉を使っても良いでしょう。
・誰だってミスをしてしまうときはあるよ
・一生懸命やった結果なんだから次に活かせばいいじゃない
・何度も同じミスを繰り返しているのは、君のせいじゃなくて環境のせいかもしれないよ
「自分に甘くなってしまうのでは?」と躊躇する方も多いのですが、自分のメンタルが限界の場合、そんなことを考えている余裕はないはずです。
まずは自分のメンタルを回復させる必要がありますし、それをしないと具体的な対策も取れませんからね。
いつでも自分の味方になってくれる頼もしい人が寄り添ってくれるイメージを持ち、自分のことを思いやってあげてくださいね。
自信が持てない自分を認めよう
今回は若手社員の方に向けて、仕事が合っていないと悩み、自分に自信をを持てなくなってしまったときにやるべき行動を紹介しました。
・周りと比べてしまう自分のことも認めてあげる
・ミスをしてしまうのが自分だと良い意味で割り切る
・心のなかで大事な人や好きな人、尊敬できる人を思い浮かべ、「しょうがないよ」と話しかけてもらうイメージを膨らませる
嫌いな人や、たいして仲良くない人から「ドンマイ!」と声かけれてもあまり響きませんし、正直モヤモヤしてしまいますよね…
励ましてくれる点には感謝したいところですが、やはり自分にとって大切な人に励まされたいものです。
失敗してしまったとき、自分に自信が持てなくなってしまったときは、「しょうがないよ」と割り切りながら、次の行動に移してみてはいかがでしょうか。
僕自身もミスばかりで落ち込みがちなのですが、一緒に取り組んでいきましょう。
また、こちらの本も参考になりますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
今回もご覧いただきありがとうございました。
それではまた!