バゲットリストを作ってみると、自分の中にある願望や欲求などに気付くことができるようになります。
バゲットリストとは、「やりたいことリスト」に期限を付けて書き出したメモのことであり、最高の人生の見つけ方という映画の中で取り上げられているメインテーマにもなっているものです。
メンタルが落ち込んでいると、将来やってみたいことなんか考えられないよと悩む方もいるのですが、自分の死について考えると少しだけ毎日を積極的に生きることができるようになります。
完全にやりとげることも難しいのですが、死ぬ前に抱く後悔の念というのはやはり少なくしたいものですよね。
今回はバゲットリストの簡単な作り方や、作った後に気付いたことなどについて書いてみます。
目次
バゲットリストの作り方
バゲットリストは、自分がやりたいことの隣にそれを行う年齢を書いていく形で作っていきます。
・30歳→転職する
・35歳→手に職を付ける
・40歳→海外で暮らす(状況次第で変更?)
・45歳→世界中を旅しながら暮らす
・50歳→日本に帰ってくる
・55歳→畑を作って自給自足の生活をする
・60歳→軌道に乗せて地域の人たちと一緒に農業する
60歳以降については、正直生きているかどうかわからないので、今の段階では未定になりますね…
また、上のようにざっくりと書いていってもいですし、1年単位で具体的に書いていくのもいいですよね。
○○歳になったら△△をして、■歳になったら★をしている!
自分の中で明確にできれば、どんな形でもいいのです。
36歳の春にはフランスに行き、優雅なレストランで食事を取るみたいな、かなり具体的なプランを書いていくと、よりこの作業を楽しめるようになるでしょう。
バゲットリストの意味
バゲットリストを作ってみて感じたことは、思ったよりもの越された時間は短いという現実です。
人生100年時代と言われていますが、100歳まで今の健康状態で過ごせる保証もなく、むしろ僕は高い確率で病気や怪我に悩んでいるでしょう。
今でも徐々に体力が落ちてきており、ちょっとした無理も効かなくなってきているので、いつまでも健康でいられるなんて自身はほとんどありません。
・今は忙しいからやめておこう…
・お金がないから貯まってからにしよう…
きっと、僕も含めた多くの人が上のような考えで、やりたいことを先延ばしにしているのではないでしょうか?
このようなものを取り払うためにも、バゲットリストを作る必要があるんですよね。
必要なもの・不要なもの
バゲットリストは自分の願いや欲求などをはっきりさせるために行うものですが、一方で不要なものも明確にさせることができます。
・お金持ちになりたいって思っていたけど、何のためにお金持ちになりたいんだっけ?
・人から認められたいと思っていたけど、なんで認められたいんだっけ?
お金はたしかに大事なものだし、誰でも「人から認められたい」という欲求(承認欲求)も持っているものなので、これらはすべて否定できるようなものではありません。
だけど、健康でいられる残りの時間を考えると、これらに振り回されすぎてしまうはもったいないとも思うんです。
・最低限暮らせていけるだけの収入があればいいかな
・数人の仲の良い友人や大事な家族がいればいいよね
一方で、「おれはどうしてもたくさんの人から認めらて莫大な資産を築きたいんだ!」という人は、それを叶えていくような行動を取っていくことで、後悔のない人生になるはずです。
いずれにせよ、自分の叶えたいこと、そして大事な価値観に築けるようになるので、少しでも興味を持っていただけたのなら、一度作ってみてはいかがでしょうか。
バゲットリストで前向きに生きれるかも?
5年前、僕の祖母が亡くなって以来、ずっと後悔してきました。
・もっと祖母と一緒に過ごす時間を作っておけばよかったな…
・もっと恩返ししたかったな…
祖母自身が後悔していたかというのはわかりませんが、僕は少なくとも後悔していました。
人の寿命はわからないものであり、【今この瞬間を後悔しないように生きていく】ことが大事。
そのために気付くためにも、バゲットリストは作る意味があると思うんです。
しかし正直なところ、バゲットリストを作ったからといって、現実がいきなり大きく好転するようなことはありません。
自分の中にある意識が変わり、実際に行動することによって変わっていくものですからね。
僕自身、今まで後悔するようなことばかり繰り返してきたので、さすがにこれ以上後悔するようなことはしたくありません。
適応障害になってしまったのも、もっと自分自身をケアしてあげられていれば防ぐことができたはずです。(責め過ぎないようにしないといけません…)
・大事な友達に感謝の気持ちを伝えてみる
・母の日にちょっと奮発したプレゼントを送ってみる
・大事な自分をケアしてみる
いろいろな選択肢がありますが、考えながら最善の行動を取っていきましょう。
今回もご覧いただきありがとうございました!
それではまた!