仕事でミスをしてしまったかもしれない…
会社から帰る途中、こんな妄想で苦しんでいる方も多いのではないのでしょうか。
僕もほぼ毎日このようなことで悩んでおり、布団に入ってもなかなか眠れないことが多いです。
ミスがあれば上司から怒られて凹むことになりますが、ミスが起きてなくても心臓は高鳴りっぱなしです。
目の前にある作業にも集中できず、結局生産性も上がりません…
このようなことにならないように、今回は不要な思い込みを少なくする方法について書いてみます。
目次
【嫌な妄想を止める方法①】全か向か思考に陥らない
仕事がうまくいく、仕事でミスをするという結果は自分にはコントロールできず、成功の方ではなく失敗だけが目立ってしまうことって比較的多いですよね。
どんなに自信がある仕事でも、見落としてしまっている小さなミスで、すべてが台無しになってしまうことも少なくありません。
このような失敗をしてしまうと、「失敗してしまうなんてやっぱりダメなやつだ…」と思い込んでしまうようになります。
失敗してしまう自分はすべてダメ、努力が足りていない自分が許せないという極端な思考を【全か無か思考】と呼び、これがメンタルを病んでしまう原因の1つと呼ばれています。
しかし、仕事をミスしたくらいで、その人のすべてが否定されるなんてほとんどありません。
命に関わるような重大なミスの場合は少し違ってきますが、一般的なサラリーマンの方がやらかしてしまったミスぐらいでは、そこまで大きなトラブルにはならないと思うんです。
謝罪や始末書、減俸などの処分はあるかと思いますが、それらが終わればまた仕切り直せばいい。
少し無責任に感じる方もいるかと思いますが、真面目過ぎる方であればこれくらいでちょうどいいと、僕は思っています。
【嫌な妄想を止める方法②】思考のクセを把握する
真面目な方の多くは、「そんな簡単に切り替えられないよ…」と思う方も多く、ずっとそのミスを引きづってしまう方も少なくありません。
そのようなときは、自分の思考のクセを把握してみてはどうでしょうか。
思考のクセとは、自分が物事を捉えるときによくやっている考え方のことです。
具体的には、以下のようなものが挙げられます。
・仕事なんだから絶対にやり遂げるべき
・ミスをしてしまったら居場所がなくなってしまう
・社会人だから責任を持ってやりとげないといけない
書いているだけでも辛い言葉ですが、これらは以前の僕が持っていた思考のクセになります…
これらを変えないとますますメンタルが病んでしまいますが、まずは把握することから始めることが重要なんですよね。
紙に書き出す、人に話すといったアウトプットをすることである程度は把握できるようになりますので、まずは頭の中を整理してみましょう。
恥ずかしい気持ちで最初はとまどうことも多くあるかと思いますが、アウトプットするだけでも、心が少し楽になります。
【嫌な妄想を止める方法③】今の積み重ねに目を向ける
人っていきなり変わることはほとんどないんですが、不思議なことに、僕らは知らないうちにすぐに変化することを求めてしまうんですよね。
宝くじを買って数億円のお金を手にしたいという気持ちにも似ており、人間である以上なかなか手放せないものでもあります。
でも、自分を簡単に変えることはできないんですよね。
地道なトレーニングの繰り返しみたいな、自分がやっている日々の行動の積み重ねでしか自分を変えることはできないんです。
なかなか思うような成果が出ずに、悩んでしまうことも多いでしょう。
むしろうまくいかずに、前進どころか下がってしまうことも少なくありませんよね。
それでもやっぱり自分にできることは「地道にコツコツ続けていくこと」で、自分を変えるにはこれまでの自分に勝つことが必要になります。
・危ない…また自分を責めてしまう思考のクセが出てしまったから、ちょっと紙に書き出してみよう
・なかなか思うように切り替えらないから、友達に相談してみようかな…
大事なことは、上のような自分を責めてしまう思考のクセが出てきたとき、それに気づいて修正していくことです。
この修正ができるようになれば、きっと嫌な妄想や不安も次第に改善されていくでしょう。
【嫌な妄想を止める方法】まとめ
今回は、嫌な妄想を少なくする方法について書いてみました。
・全か向か思考に陥っている
・思考のクセを把握する
・今の積み重ねに目を向ける
自分の中にある思考のクセに気付き、それらを少しずつ変えていくことで、やっかいな「全か向か思考」から抜け出すことができるようになります。
時間はかかるかと思いますし、僕も未だに抜け出すことができていませんが、一緒に少しずつ改善させていきましょう。
今回もご覧いただきありがとうございます。
それではまた!