毎日仕事ばかりでつらいけど、ここで逃げたらダメなんじゃないかな…
面倒な人間関係や大量のタスクによって、精神的にまいってしまうときってありますよね…
僕も「どうしてこんなつらい思いをしなききゃいけないんだ?」と悲しくなることも多く、実際に退職届を書いて提出しようとしたことも少なくありません。(今でも残しています…)
今回は仕事がつらいと悩んでいる方に向けて、仕事をするうえで気をつけること、そしてやるべき行動について書いてみます。
お金を得るため・夢中になるため
お金を得るために働くと考えている人もたくさんいますが、それだけでは仕事の中で発生するつらさやしんどさは乗り切れないのかなと思います。
しかし、嫌いな仕事を何年も続けることはできません。
20代の頃、僕は営業の仕事をしていましたが、営業職にはノルマがあり、常に数字と戦わなくてはいけません。
ノルマが達成できないことも多く、そのたびに上司に詰められていました。
お金も必要ですが、自分にとって働きやすい環境にいること、そして夢中になれる仕事であるということが、長続きのコツのひとつといえます。
目次
自分の中にある気持ちに正直になる
誰かに強制されたり、自分の意思に反した仕事を行うことは、想像以上のストレスになってしまいます。
また、職場の上司に嫌われてしまったり、仲の良い同僚がいなくなってしまってしまったりすることでも働きづらさは変わってきます。
2004年、アメリカの大手世論調査会社のギャラップ社は、友人が個人の幸福度にどの程度の関係しているのかを調査しました。
この調査によると、職場に3人以上の友人がいる場合、人生の満足度は96%も上昇するという結果が出ています。
自分の気持ちに正直になって、今の仕事が合っているのか、毎日を楽しく過ごすためにはどうしたらいいのかを考えてみるのもいいかもしれません。
・お金のことを抜きにやりたいことを書き出してみる
・周りの人とは違うことをやってみる
・あえて一人になって行動してみる
大きな後悔とならないよう、自分のワガママを通すことも大事です。
今だけ我慢すればいい?
PTSTなどの場合は別ですが、どんなに我慢できない出来事も、時間が経てば徐々にその記憶も薄れていきます。
「今だけ我慢すれば大丈夫」と耐えてしまう方も多いのですが、この「今」っていったいどれくらい続くものなんでしょう。
数日程度であれば我慢もできるかと思いますが、数年にもわたって我慢しなければいけない状況は、オリンピック選手のような精神力の持ち主でも折れてしまうのではないかと思うんです。
また、自分で我慢する期間をコントロールできない状況であれば、さらにストレスは大きくなっていきますので、「いつでも自分はこのつらい状況から抜け出させる」ような状況を作っておく必要があるといえます。
・いつでも転職できるように転職活動を始める
・複数の収入源を作っておく
・職場だけでなくいくつかのコミュニティで仲の良い友だちを作っておく
上記のうち、どれかひとつでもやっておくと大きな安心感につながります。
また、万が一会社をクビになってしまっても、これまでの知識や経験というのは無駄にはなりません。
RPGのように、ボス戦の前にあるセーブポイントからやり直しができるようなものです。
装備や魔法はもちろん、これまで培ってきた道具やスキルも全部そろったままでもう一度チャレンジすることができます。
お客さんの前でやってしまった失態も、後輩の前でしでかしてしまった過ちも、全部経験値となって再スタートを切ることができます。
今の仕事がつらいときは、自分の気持に素直になって、興味のあることに取り組んでみてはいかがでしょうか。
言われたことはきちんとこなす
上司から怒られてしまうと、その怒り方の程度によっては酷く落ち込んでしまうようになりますよね。
・なんでこんなことしたの?
・やる気あるの?
・小学生の子どもの方が優秀だから
これらは僕が実際に上司から言われてきた言葉ですが、当時の僕のメンタルをボロボロにし、今でも頭の中にこびりついています。
上司からパワハラによって、職場に来れなくなったという人も少なくありません。
上司から怒られる原因は状況によって変わってきますが、中には理不尽な理由をつけて怒鳴り散らすようなやっかいな人もいますよね…
ただ、そのような人はおそらく少数派であり、人徳がある上司も少なくありません。
そのため、サラリーマンの基本である【言われたことをきちんとこなす】ことができれば、少なくても目の敵にされることは少なくなるはずです。
・どんなに嫌がられてもひたすらメモを取る
・一度で理解できなければ嫌な顔をされても何度でも聞き直す
・怖いかもしれないけどなるべく早めに相談する
転職したばかりのころ、僕は上司や周囲の目が気になってしまい、メモを取ることをおろそかにしていた時期がありました。
・それくらいメモしなくても覚えられるでしょ?
・いちいちメモを取らなきゃ覚えられないの?
ADHDは短期記憶が苦手なため、大事な指示も数分後には忘れてしまいます。
それが上司にはよくわからないことだったようで、いつもメモを取る僕に嫌味を言っていました。
それでメモを取ることを躊躇してしまい、ミスに繋がっていたというわけです。
また、取ったメモもぐちゃぐちゃで、後から見直すことも難しく、結局ミスをしてしまったという苦い思い出があります。
しかし、どれも全部すべて自分に跳ね返ってくるものなので、メモが必要な場面はメモを取る、わからないことがあれば何度も聞き直すなど、失敗を防ぐための地道な行動をおろそかにしないようにしましょう。
怠惰にならない
入社当初はわからないことだらけですが、3ヶ月・半年ほど経つと徐々に仕事を覚えてくるようになります。
作業に慣れればかかる負担も小さくなりますが、徐々に注意が散漫になり、決定的なミスにつながってしまうことも少なくありません。
・これくらい確認しなくても大丈夫
・最初は必要だったけど、もうこのチェックリストも必要ないよね
どれも慢心からくる行動であり、僕も今でもやらかしています…
しかし、このような行動からくるミスは【防げるミス】であり、これを怠って起きたミスなら怒られても仕方ありません。
外部的な要因ではなく、自分の慢心で起こったミスは言い訳もできません。
そのため、いつでも新人のころの気持ちを持ち続けて仕事を行うことが重要といえます
上司からのサポートを得る
個人的に仕事の過程や取り組み方も評価してほしいものですが、会社は営利組織であり、結果が出なければ意味がありません。
結果を出すには上司からのサポートが必要であり、その上司から嫌われてしまっては十分なバックアップやサポートを受けることができなくなります。
上司は仕事の経験が豊富で、相談すれば自分にはない解決策を提案してくれるものです。
ただし、相談するときは自分なりに突き詰めて考え、生じるおそれがあるデメリットや代替案、自分の意見を交えて相談しないと一蹴されてしまいます。(これができていなくて怒られることもありました…)
・Aの案で進めていきたいのはわかったけど、Bじゃだめなの?
・Aばかり勧めているけど、Aには○○というデメリットがあるよね?
デメリットを伝えたうえで相談しないと上司も納得しないので、事前に相談内容を決めておくのも大事なポイントといえます。
ただし、まともに取り合ってもらえないやっかいな上司であれば、相談すること自体が難しくなります。
そのような場合には、転職や異動などを検討してみてはいかがでしょうか。
いずれも使いやすいサービスなので、興味があればぜひ登録してみてくださいね。
まとめ
今回は仕事がつらいと悩んでいる方に向けて、仕事をするうえで気をつけること、そしてやるべき行動について書いてみました。
・お金のことを抜きにして、今の仕事内容を考える
・「今我慢すればいい」とは考えず、「今楽しむためには」を考える
・結果を出すために何をすべきかを考えて行動に移す
毎日会社と自宅の往復では身体も心も疲れてしまいます。
仕事がつらいと思うのは、自分が弱くてダメな人間だからというわけではなく、上司との環境や仕事内容なども影響しています。
仕事だけが人生ではありませんし、お金では買えない幸せもたくさんありますので、後悔のないように今の仕事について考えてみてくださいね。
今回もご覧いただきありがとうございました。
それではまた!