今の会社に馴染めない…組織に考え方に合わないと感じたときにやること

穏便に過ごしたいけど転職しようかな…

 

うまくいかないことが多いけど、なんとか仕事を覚えたい…

 

会社にはそれぞれのカラーや風土があり、最初は自分に合った会社と思って入ったものの、途中から「馴染めないな…」と悩んでしまうことも少なくありません。

 

今回は会社に馴染めないと悩んでいる方に向けて、組織のなかでうまくやり過ごす方法と、方向転換をするときに役立つ考え方について書いてみます。

 

目次

  1. 組織内での居場所を確保する
  2. 人生の正午を考える
  3. 馴染めないことを責めない

 

組織内での居場所を確保する

会社に入って仕事をする場合、与えられた仕事をこなす必要があります。

 

最初はわからないことも多く、先輩に聞きながら少しずつ覚えながら、着実に実力をつけていきます。

 

しかし、仕事をうまく覚えることができず、何度も怒られてしまう方も少なくありません。(まさに僕のことです…)

 

かわいがられる存在になる

いきなり難しいことはできないため、簡単なことから覚えていく必要があります。

 

基本を押さえられれば、次第に難しいことも覚えることができるようになりますからね。

 

また、明るく挨拶をすることを徹底をすれば、そのうち上司から気に入られるようになるかもしれません。

 

少なくとも、「物覚えは悪いけど一生懸命仕事に取り組むヤツ」みたいなポジションは獲得できるはずです。

 

怒られてしまうことをあらかじめ頭に入れておき、自分の居場所を確保しましょう。

 

ソーシャライゼーション

少し難しい話になるかもしれませんが、組織で働く場合、以下の2点が従業員に求められます。

 

①職務適応→組織のなかで仕事を覚えて、与えられた役割を果たすこと

②職場適応→組織内での自分の役割を認識し、周りの人と良好な関係を構築すること

 

上記の2つをまとめて「ソーシャライゼーション」、日本語では社会化と呼ばれています。

 

もちろん限界以上のノルマを与える上司の場合なら話は別ですが、許容範囲内の業務量や人間関係である場合、相応の期間、会社へのコミットメントが必要になります。

 

ただ、ADHD・ASDさんの場合、通常の人よりも多くの時間や労力を費やしても適応することが難しいので、苦しみやつらさが増してしまうんですよね…

 

キャリアミスト

怒られたり、長時間罵声を浴びながらも必死に仕事を覚えつつ、職場の人間関係にも慣れ始めたころ、「ずっとこの会社で働き続けるのかな…」といった漠然とした不安感に襲われてしまう方も多いのではないでしょうか。

 

この症状を「キャリアミスト」と呼び、主に30代の方に多く見られますが、発達心理学者のダニエル・レビンソンは、40~50代の方でも起こることがあると提唱しています。

 

キャリアミストの症状が出てしまうと、多くの方は漠然とした不安を抱えながら仕事をこなし、本当の自分の気持ちに気づかないフリをして生きていくようになるかもしれません。

 

ただ、自分の気持ちと向き合わずにいると大きな後悔につながってしまうため、やはり自分の働き方について見直していく必要があるといえます。

 

信頼できる人に相談する

人生の節目で相談に乗ってくる人のことを「ライフコンボイ」といいます。

 

会社の先輩かもしれませんし、友人や恋人、両親かもしれません。

 

あるいは病院の先生や心理カウンセラーであることも多いです。

 

しかし、相談するには自分の悩みをきちんとまとめておく必要があります。

 

また、ちっぽけなプライドが邪魔をして、なかなか打ち明けられない方も少なくありません。

 

特に30代の方であれば、組織ではもう若手ではありませんし、むしろ自分が相談される立場であることも多いです。

 

我慢して、自分の悩みをまるでなかったかのように振る舞っていてはいつまでもモヤモヤし気持ちを抱えながら生きていくことになるため、早い段階でライフコンボイを見つける必要があります。

 

人生の正午を考える

「人生の正午」とは、心理学者であるユングが提唱した概念です。

 

人生を1日にたとえると、40歳ごろがちょうどお昼にあたることからそのように呼ばれており、「置き去りにしてきた自分と向き合うとき」とユングはいっています。

 

だけど、20代や30代の方でも「置き去りにしてきた自分」ってありますよね。

 

正直言って、人生の正午がどの年代にあたるのかは、人によって変わると思うんです。

 

悩んでいるときが「現在」であればそのときが正午で、自分の過去を見直し、未来に向けて再調整する必要があるといえます。

 

また、先ほど少し出てきたダニエル・レビンソンは、このような「人生半ばの過渡期」を「個性化」の時期と呼んでいます。

 

個性化の時期にあたると、さまざまな葛藤を克服しようとします。

 

主に悩んでしまう点は以下のとおりです。

 

・年齢→若くはないけどやりたいことは多く、それなりの経験はある

・チャレンジ→隠居生活にはまだ早く、色々なことにチャレンジできる

・愛着→男女問わず、異なる特徴を持つ人を認められなかったのが徐々に許せるようになる

 

若いころにはわからなかった自分の「やりたいこと」が、年を重ねていくうちにつれて徐々に見えてくるようになります。

 

そのため、チャレンジしようと決意するものの、以下のような葛藤が生まれてしまうことが多くあります。

 

・今の仕事を辞めると家族に迷惑をかけてしまうことになるかも…

・チャレンジしても失敗してしまったら立ち直れない…

 

このような葛藤、どんな人でも1回くらいは経験するのものではないでしょうか。

 

会社員であれば、一応労基法によってそれなりの待遇が保証されていますが、経営者やフリーランスとして生きていくにはお金の面で苦労することも考えておく必要があります。

 

もちろんメリットもあるので、人によっては今よりも良い条件で働けるようになるかもしれません。

 

どちらを選ぶかどうかは自分次第なので、十分に検討する必要があるといえます。

 

馴染めないことを責めない

転職が当たり前となったこの時代、無理に組織に自分を合わせなくてもいいと思うんです。

 

世の中は不景気で、就職や転職が難しいといわれていますが、自分のキャパを超えてしまうような職場であれば、やはり長くは続きませんからね…

 

仮に無理をして合わせられたとしても、20年~40年ほど合わせることはとてもしんどいですし、会社が存続していない可能性だってあります。

 

60歳ごろになったとき、「どうしてあのとき無理して頑張ってたんだろう…」と後悔したくないですし、胸を張れる人生だったと誇れるような人でありたいですからね。

 

たとえ理想とは違った職場や仕事に就いたとしても、方向転換は可能です。

 

自分の気持ちと向き合い、適正なリスクを取りながら、一歩ずつ理想のキャリアを築いていきましょう。

 

まとめ

今回は会社に馴染めないと悩んでいる方に向けて、組織のなかでうまくやり過ごす方法と、方向転換をするときに役立つ考え方について書いてみました。

 

・組織内での居場所を確保するために、自分のポジションを確立させる

・自分を振り返るときに差しかかったときは、自分の気持ちを確かめて行動する

・馴染めないことを責めず、方向転換を視野に入れて働き方を考える

人って変化を嫌うもので、ずっと同じ職場に居続けるとそこから動き出すことが難しくなってしまいます。

 

色々な理由で動けないという方も多いかもしれませんが、年を取ったときに自分が後悔してしまうような判断はなるべくしたくないものです。

 

組織に馴染めない、自分の居場所がないと感じたとき、それは逃げではなく、方向転換のサインかもしれません。

 

僕自身、迷うことも多くありますが、後悔を1つでも少なくできるように決断していこうと思いますので、一緒に前に進んでいきましょう。

 

今回もご覧いただきありがとうございました。

 

それではまた!

 

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