今年の目標を達成するために必要な作業「自己省察」のやり方

今年こそは腹筋を割って理想の体型になるんだ!

でも、去年も同じ目標を立てて、途中で挫折してしまったような記憶が…

 

新年を迎えて、今年の抱負や新しい目標などを考えている方も多いのではないでしょうか。

 

しかし、目標を立てたけど実際にできるかどうか自信がない、そもそも達成したい目標がわからないなど、正直自分自身のことがわからなくてうまくいかないという方もいらっしゃいますよね…

 

今回は、新しい目標を立てるうえでも重要な自己省察について書いてみます。

 

自己省察の概要や具体的なやり方、大事なポイントなどについて書いてみますので、お困りの方は参考にしてみてくださいね。

 

自己分析と自己省察の違い

自己省察と似たものに、自己分析というものがあります。

 

自己分析は、主に就活をはじめ、「自分はどんなことに興味があるんだろう?」と悩んだときに行う作業のことです。

 

個人差はあるもののやや抽象的で「実際に取り組んだけどよくわからない…」となってしまうことも少なくありませんよね…

 

一方自己省察は、自分の興味や長所などのほか、自分がどういう人間で何を目指しているのかといった幅広いカテゴリーを網羅するものになります。

 

この自己省察の力を高めることができると、自分の軸が定まり、人生のイベント(進学・就職・結婚・転職など)のときでも迷うことなく決断できるようになります。

 

『なぜ』ではなく、『なに』を考える

自己省察を行う際、自分のことを深く知るために、自分の短所や苦手なことにも真摯に向き合わなければなりません。

 

・どうして自分はダメなんだろう…

・ほかの人なら簡単にできることもできない自分が情けない…

 

実際に僕自身が自己省察を最初にやったときは、上記のような負の感情がたくさん湧き出てきました。

 

自分はなぜできなかったのか?と考えてしまうと余計に自分を責めてしまうことになり、自己省察が進まなくなってしまいます。

 

そのため、「なぜ?」ではなく「なに?」と自分に問いかけていきます。

 

・自分はなにができなかった?

・なにを変えたいのか?

・なにが自分を動かすエネルギーになっているのか?

 

このように「なに?」をベースにして考えていきます。

 

また、この2つには以下のような特徴があります。

 

①なぜ(why)→抽象的

②なに(what)→具体的

 

①のケースでは、なぜ?と考えて具体的な解決策を考えていくことになります。

 

しかし、これでは思考がまとまらず、良い解決策を出すことができません。

 

・もしかして今までのやり方が間違っていたから失敗したのでは?

・もっとちがうトレーニングメニューにすればよかったんじゃないかな?

 

一方、なにができなかった?と考えると、おそらく答えが1つにまとまってくるはずです。

 

・これまでのダイエットのどんなことがよくなかったのかな?

・現状のどんなことに対して満足できていないのかな?

 

そのため、「なぜ?」は抽象的、「なに?」は具体的な思考法と呼ばれています。

 

もちろん、「なぜ?」という問いかけも大事で、新しいアイディアを出す際など、どうしても使わないといけないシーンも多々あります。

 

しかし、仕事のミスやトラブルが起きてしまったときや、自分を知りたいと考えたときに「なぜ?」の問いかけをすると、まるで犯人捜しのようにネガティブな意見ばかり出てくるようになります。(会社では嫌になるくらい詰められることがほとんどです…)

 

自分を責めてしまわないようにするためにも、自己省察の際は「なぜ?(Why)」を意識しながら取り組んでみましょう。

 

反証の質問

反証の質問とは、うまくいかなったときは『そのことによって得られるメリット』を考え、うまくいってるときには『もし、これがうまくいってなかったらどうなるのか?』を考える自己省察の方法の1つになります。

 

たとえば、大事な仕事でミスをしてしまったときは、以下のように考えるようにします。

 

・たしかにミスをしてしまったけど、そのおかげで今までの悪い習慣を見直せるようになった

・きちんと謝罪したことで、これまで以上に職場の人と深く話せるようになった

 

上記のように考えていくと、落ち込むことなくポジティブに向き合うことができます。

 

そして、今度は仕事がうまくいったシーンを考え、あえてできなったことに目を向けていきます。

 

・もしかしたらあのとき、もっと○○していたらもっとよい結果にできたかもしれない

・そういえば、あのとき△△していたらもっと早い納期で終えられていたかもしれない

 

仕事で成功したり、自分が立てた目標に向かってうまく取り組めているときは、どうしても少し油断してしまいますよね…

 

・ジムに行ってしっかりと鍛えたから、今日くらいはラーメンを食べても大丈夫だよね?

・お客様の反応も悪くないし、このまま話が進めば契約てきるはず…!

 

油断やおごりなどはだれでもしてしまうものですが、それでもできるだけしないほうがいいですよね。

 

物事の表裏を冷静に見て、自分の理想とする姿や目標に向かって軌道修正していきましょう。

 

対比する

自己省察をするときに、過去の自分について考えてみると、新しい自分が見えてくることも多くあります。

 

たとえば今日と昨日、今週と先週など、2つの時期を意識しながら自分のことを深堀りしてみましょう。

 

・先月は仕事のことで悩んでいたけど、今月は少し調子がいいな。どんなことが自分に良い影響を与えているんだろう?

 

・先週に比べて今週は具合が悪い…上司からのパワハラがすっと続いているし、転職活動しないといけないかな…

 

このように過去の自分と比較すると、たとえネガティブなことがあったとしても、自分を客観的に見られるようになり、具体的なアクションを起こすことができるようになります。

 

また、以下のように考えるともっと具体的に深堀りできます。

 

これまでの仕事の向き合い方と違う点、あるいは同じところはどこか?

 

今やっている仕事に対して抱いている感情は?

 

今の仕事のどこがつらいと感じているのか?(過去と比べて)

 

少し複雑になるかもしれませんが、自分の目標や今後の行動を決めるためにもちょっとずつ考えていきましょう。

 

ライフストーリーを作る

ライフストーリーとは、自分のこれまでの人生を書き表した小説のような物語のことです。

 

まるで小説の主人公になったように、自分の人生を振り返りながら書いていくことで、自分のことを深く知れるようになります。

 

たとえば、以下のような質問を自分に投げかけていきます。

 

ⅰこれまでの人生の中で、どんなイベントがあり、それが今の自分にとってどんな意味をもつものだったのか?

ⅱ「ⅰ」で挙げたイベントの時期や場所、関わった人物は?

ⅲライフストーリーを見て、どんな人物なのかを書いていく

たとえば僕の場合、中学生のときに同じクラスの人からいじめを受けたことや、苦労して入った大学に馴染めなかったこと、新卒で入った会社をクビになったことなどが挙げられます。

 

これらの出来事によって、「いじめやパワハラなど人を傷つける行為をするような人にはならない」「ADHDなどの影響で僕と同じように生きづらさを抱えている人の味方になりたい」と思うようになりました。

 

また、人生はフルマラソンのようなものなので、年齢によっては超大作のような物語になることもあるでしょう。

 

それらをまとめて最後に『~という人物の成長の物語』のような形にして締めてみると、以下のようなことが見えてきます。

 

・自分がもっている価値観

・離れているけど自分にとって大事な人

・周りにいるけどさほど大事ではない人

・今後の目標

・決断するうえでの基準

 

なお、実際にライフストーリーを作ってみると、いくつか矛盾することが出てくることも少なくありません。

 

たとえば、普段は1人で黙々と作業することが好きな人でも、高校や大学のときの部活で仲間と共に達成感を得ることができたといったケースです。

 

しかし、人は時間が経つにつれてある程度変化する生き物なので、「あのときの自分と今の自分はこんなに変わっているんだな」と、あまり気にせず書いていきましょう。

 

自己省察をするうえで、過去の自分と比較して考えるのは大事ですが、矛盾点ばかり意識してしまうと思うように作業が捗らなくなってしまいますからね…

 

自分の人生をもう一度振り返るためにも、ライフストーリーを一度作ってみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

今回は新しい目標を立てるうえでも重要な自己省察について書いてみました。

 

・自己省察をすることで、これまでわからなかった「自分」を発見できる

・過去の自分を今の自分を比べてみる

・これまでの人生を1つの小説にして書き上げてみる

目標を立てる前に、一度自分のことを振り返ってみることで、より具体的な目標ややりたいことなどが見えてくるようになります。

 

ネガティブなニュースばかり流れてくる世の中で、今日1日を生きるだけでも大変な方も多いかと思いますが、少しでも自分の理想に近づけていけるようにしたいものですよね。

 

たとえ人から見たら小さな目標だったとしても、小さなことをコツコツと続けていき、「今年1年よかったな」と思えるように取り組んでいきましょう!

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

昨年から読んでいただいている方も、はじめましての方も、今年もどうぞよろしくお願いいたします!

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