仕事がうまくいかないのは発達障害である自分のせい?自分を責めずに乗り切る考え方

上司から怒られてばかりで、サラリーマン自体が向いていないのかな…

先輩との関係もぎくしゃくしているし、ちょっとしたことでストレスが溜まるよ…

 

仕事に限らず、自分にとってうまくいかないことが続いてしまうとやる気やモチベーションなどはどんどん下がってしまいますよね…

 

周りの人と比べられることもあれば、自分自身の不甲斐なさを突きつけられてしまうことも少なくありません。

 

今回は、仕事がうまくいかないと悩んでいる方に向けて、うまくいかないときの乗り切り方や、自分自身と向き合うときに役立つ「知的謙遜」について書いてみます。

弱点があって当たり前

人によって弱点や欠点、コンプレックスなどは異なり、その種類や悩みの深さもさまざまです。

 

特に多くの人が悩むのはお金(money)・健康(helth)・夢、将来(Ambition)・人間関係(Relation)で、これらの頭文字を取ってHARMの法則と言われています。

 

具体的なものを挙げたら切りがありませんが、日々の仕事や生活で考えてみると、僕には以下のような弱点があります。

 

・言われたことをすぐ忘れてしまう

・優柔不断

・自分の意見がはっきり言えない

・コミュニケーションが下手

・新しいアイディアが浮かばない

 

一般的に、【弱点は改善しよう】【長所を伸ばそう】と言われることも多いのですが、特にADHDやASD、LDといった発達障害の方の場合、簡単に直せるものではありません。

 

いくら長所を伸ばしても、誰もが認める突き抜けた天才ではない限り、それだけで社会生活を送ることは難しいと言われています。

 

特に集団生活に支障が出てしまうような弱点が多いと、周りの人に迷惑をかけるほか、自分に対する自信も失われてしまいます。

 

長所に目を向ける

弱点を改善するのは簡単なことではないので、弱点を単なる特徴として捉え、自分の長所の方に目を向けてみてはどうでしょうか?

 

発達障害の方は、定型発達(普通の人)の方にはない優れた長所をたくさん持っていることが多いです。

 

・ひとつのことに集中できる
・興味を持ったものはとことん没頭できる
・普通では思いつかないアイディアを考えられる

 

会社や学校では、融通が利かない、ケアレスミスが多いなど、やっかみがられてしまうことが多いので、自分の居場所を作れずに悩んでしまう方も少なくありません。

 

しかし、人の目にはあまり触れらないような長所も多く、それが発揮できれば周囲の評価も一気に変わるようになります。

 

今の仕事が自分の特徴に合わなければ、異動願を出したり転職したりするなど、今の環境を少しずつ変えてみてくださいね。

 

人間関係がつらいとき

人付き合いも同じで、自分と合わない人がいる場合、一定の距離を置きながら最低限の会話で済ますのが無難です。

 

職場はもちろん、学校や部活動では上司や先輩などと一緒に行動するため、少し抵抗を感じるかもしれませんが、自分の短所があまり目立たないように工夫する必要があります。

 

・怒られたら素直に謝る

・苦手なことをあらかじめ伝えておく

・頼りになる人に相談し、その人を介して仲直りする

 

人付き合いがうまい、集団行動ができるといったことが評価されてしまうので、どうしても凹んでしまいがちです。

 

でも正直いって、自分の【特徴】で悩むことは本当にもったいないことだなと思うんです。

 

ますは一度、自分の弱点は単なる特徴のひとつと思うだけでも少し楽になるかと思うので、自分を卑下せず少しずつ試してみてくださいね。

 

どんな自分も受け入れる・許す

自分には弱点や欠点があると認め、そんな自分を受け入れることで、徐々にメンタルの状況が改善されていくと言われています。

 

ダメな自分を受け入れるには、セルフコンパッションと呼ばれる認知行動療法を行うのが一般的です。

 

・だれでも弱点はあるものだよ。

・みんなそれぞれ悩んでいるはずだよ

・人間だれでも不完全だから、そんなに落ち込まないで

・仕事を完璧にするために生まれてきたわけじゃないでしょ?

・上司なんてその会社でしか威張れないんだから、逆にかわいそうなんじゃないかな…

 

自分を勇気づけるフレーズをいくつか考えて、実際に紙に書き出していきます。

 

ミスをしたとき、他人が責めてくるのは仕方ありませんが、せめて自分だけは自分のことを責めないようにしたいものです。

 

マインドフル・セルフ・コンパッション ワークブックは、セルフコンパッションの具体的なやり方が詳しく説明され、すぐにセルフコンパッションが実践できる教科書のような内容となっています。

 

僕も定期的に実践していますので、もしよければ試してみてくださいね。

 

客観性を育む知的謙遜

知的謙遜とは、【自分はまだまだ未熟だから他人を尊重しながら日々勉強していこう】というマインドのことです。

 

GAFAMのひとつであるGooglegが最重要視している要素とも言われており、実際に社員を採用する際には、能力やスキルではなく謙虚さ責任感を重視しているそうです。

 

仕事だけではなく、恋愛や家族関係などあらゆる方面で活かせるものであり、知的謙遜のレベルが高ければ高いほどストレスなく暮らせるとも言われています。

 

単純に、周りの人たちを敬まえる人や謙虚な人というのは、年齢問わず誰からでも好かれますからね。

 

僕は職場で傲慢な態度を取る先輩のことで悩んでいるのですが、その人は目下の人には厳しくあたり、逆に上の人には逆らえない性格なので、普段の対応にとても苦労しています…

 

そんな知的謙遜レベルを高めていくためには、いくつかの方法とコツがあります。

 

たくさんの情報源を活用する

偏ったジャンルの情報ばかり集めてしまうと、凝り固まった思考ができあがってしまいます。

 

僕の場合はビジネス関係や心理学関係、あとは好きな漫画や小説の発売日などの情報をよくチェックしています。(息抜きも大事ですね笑)

 

人によって好きなジャンルは異なるものの、それだけでは思考のクセができてしまうんです。

 

専門性は高くなりますが、新たな発想やひらめきなどは生まれづらく、少々傲慢になってしまいます。

 

ふだんは見ないジャンルの情報を集めていき、「自分はまだまだ知らないことがたくさんあるな」と自分と向き合いながらバランスを取ることが必要になります。

 

自分は客観的ではないと考える

人間は常に何かしらのバイアス(思い込み)に掛かるものなので、「自分は客観的に考えられているかな?」と常に問いかけてみてください。

 

たとえば洋服を買おうと考えるとき、ブランドや値段、着心地などの情報を集めるかと思います。

 

このとき、テレビやネット、雑誌などから入ってくる口コミやレビューなどを参考にして決めるかと思いますが、これらは発信者の主観で語っていることが多いです。

 

・今シーズンは○○がおすすめ!

・最新の△△は着心地が抜群で要チェック!

・値段は安いけど■■はコスパが悪い!

 

自分が良いものだと思っていたものが悪く書かれていた場合、「このレビューは例外だ」と決めつけ、結局それを買ってしまうことも少なくありません。

 

このような【確証バイアス】が働くと、うまく意思決定ができなり、最終的には後悔してしまうようになります。

 

特に大事な決定をするときは、【今自分は先入観や思い込みに囚われていないかな?】と一度落ち着いて考えてみるようにしてくださいね。

 

いつも謙虚でいるのは難しい

ここまで知的謙遜に関するポイントを書いてきましたが、知的謙遜は能力・思考は簡単に身に付くものではなく、時間をかけてゆっくりと体現していく必要があります。

 

謙虚でいようとしていても、ついつい自分を良く見せようと知識を披露したり不要なアドバイスをしたりして周りの人を引かせてしまうこともありますよね…(過去を振り返るとホントに恥ずかしいです)

 

・今まで読んだことがないジャンルの本を読む

・レビューや口コミを見るときは、自分の考えと異なっているかどうかを一度考えてみる

・人から学ぶ姿勢を忘れない

 

いきなり大変なことを実践するのは難しいのですが、上記3つならできそうですよね(僕もなるべく意識して生活しています…!)

 

新卒時代のときを思い出し、どんなことでも吸収しようという気持ちで知的謙遜の力を高めてみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

今回は、仕事がうまくいかないと悩んでいる方に向けて、ピンチのときの乗り切り方や、自分自身と向き合うときに役立つ「知的謙遜」について書いてみました。

 

・弱点がない人はいないと思い、弱点がある自分を受け入れる

・自分の長所に目を向けて、少しずつ自分に合う環境を探していく

・「無知の知」にも通じる知的謙遜の態度や思考、習慣を身に付ける

 

誰でも欠点や弱点があり、仕事がうまくいかないと感じることもたくさんありますよね。

 

僕もADHDの特徴が発揮され、周りの人から疎まれていると悩むことも少なくありません。

 

でも、欠点がまったくない完璧な人もいませんので、無理のない範囲で改善させつつ、他人が持っていない素敵な長所を活かしていきましょう!

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

それではまた!

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