仕事が手に付かない…判断に困ってしまうADHDの特徴とは

仕事はもちろん、プライベートでも1日の中で「判断」することが多くて疲弊している方も多いのではないでしょうか。

 

・今日1日の段取りを決める

・タスク全体の内容を見直す

・そもそも今日着る服が決まらない…

 

僕も優柔不断なかなか決められないのですが、この「決断力」って心の状態によっても変わっていきます。

 

特に僕のような発達障害の方は自己肯定感の低さや自尊心の低さによって、自分の本心とは違う決断をしてしまうことも少なくありません。

 

・仕事の中で生じる大事なところで決断できない…

・もっとスムーズに仕事を進めたい…

・決断力をつけて悩まない自分になりたい…

 

今回はこんな悩みを持っている方、特にADHDさんに向けて仕事で必要な決断力を付けるポイントについて書いてみます。

 

目次

  1. 自分が持っている考え方のクセを知る
  2. 判断するまでの流れをを知る
  3. 崩れてしまう前に相談する

 

自分が持っている考え方のクセを知る

上司の指示があいまいで理解できない、他の人の2倍時間がかかってしまうなど、ADHDの人は定型発達(いわゆる一般的な人のことです)の人と比べて「仕事ができない」と思われがちです。

 

これは脳の特性上仕方のないものなんですが、実際にそれが原因で行き詰まり、メンタルを病んでしまう方も少なくありません。

 

僕も「注意欠陥多動性障害」を持っており、たとえば人との会話中意識が別のところに行ってしまい、「人の話、聞いてないでしょ…」と言われることが多々あります。

 

電話対応も壊滅的に苦手で、それが原因で新卒で入った会社をクビになり、今では職場にある電話を見ることすら苦手になってしまいました。

 

上司から叱責をされるたびに「自分はダメだ」と思い込み、次第に劣等感を抱くようになってしまいました。

 

一度このようなネガティブな考え方のクセがついてしまうと、「自分を表現する力」が徐々に失われていきます。

 

・どうせ自分が言ったところで何も変わらないだろう…

・自分の考えはどうせ的外れだから黙っていよう…

・怒られてしまうから相談できない…

 

上記は僕の良くない考え方のクセの一例ですが、思い当たる節のある方も多いのではないでしょうか…

 

一つひとつはたいしたものではないかもしれませんが、これらが積み重なるとやがて「なぜか物事がうまく進まない…」という悪循環に陥ってしまうようになってしまうんですよね。

 

これらをいきなり改善することがとても難しいのですが、改善させるためには「自分のモヤモヤを知る」ことが必要になります。

 

・自分の持っている良くないクセが出てきてしまったから、◇◇という方法を使って対処してみよう!

 

こんな風に、自分の悪いクセと出てきてしまった状況を客観的に把握し、適切に対処していく必要があるんです。

 

どんなことでも原因を知らなければ解決することは難しいので、まずは自分の素直な気持ちや感情、そして思考のクセを把握することからはじめてみてはどうでしょうか。

 

判断するまでの流れを知る

人によって得手・不得手というものがありますが、発達障害の方はそれが定型発達の人に比べて目立ちやすい傾向にあります。

 

・みんなができるような事務作業ができない

・みんなができるような雑談ができない

・みんなができるような飲み会が苦手

・普通なら理解できるような指示がわからない

・普通なら守れるようなルールが守れない

・普通なら支障がないようなコミュニケーションが取れない

 

もう、書いていて嫌になるほど「当たり前にできること」のハードルが高いように思えてなりません…

 

苦手なことを克服するのも良いことなんですが、できれば避けて通りたいもの。

 

 

特に物事を判断するのが苦手な方にとって、「判断」すること自体も避けたいと思う要素の1つではないでしょうか。

 

そもそも判断するには「情報のインプット」「情報の処理」「情報の出力」という3つの段階があります。

 

簡単にまとめると、正しい情報を得て、それを頭で処理していき、適切なアクションに移すという作業が必要になります。

 

発達障害の方はワーキングメモリ不足や視覚優位といった性質を持っているため、そもそも情報を得ることが苦手です。

 

その結果判断をミスる確率も高くなってしまい、ますます自己嫌悪に陥ってしまうようになってしまいます。

 

そのためには、上記の流れがスムーズになるような工夫をする必要があります。

 

例えばワーキングメモリが小さい方は、ボイスレコーダーを使ってみると良いでしょう。

 

人の話を聞いてメモを取るという作業は、提携発達の方でも難しい作業になります。

 

話の要点を掴みながら文字に起こすという作業は、僕から見れば神業のようなものですからね…

 

また、あいまいな指示で困ってしまうこも多いのではないでしょうか。

 

・あの資料、なるべく早めにやっておいて

・お客さんのデータ、もう少し詳しくまとめておいて

 

早めというのはいつまでなのか、詳しくというのはどこまでなのか、正直言ってわからないことだらけです。

 

特に発達障害の方であれば自分のやり方の加減がわからず、没頭して情報の量が膨大になってしまうことも少なくありません。

 

・別にこんなに詳しく調べなくてもよかったのに…

・もっと早めにやってほしかったな…

・たしかに早めにやってほしいとは言ったけど、あまりにも簡素すぎるからやり直し!

 

日本語って本当にわけがわかりませんよね…

 

自分の中で革新を持てずに作業するのはかなりのストレスになってしまいますし、決断に大きな労力がかかってしまうようになります。

 

指示を明確にしてもらうように相談する、あるいはこのような上司からは逃げるといったことをしないと、決断力はどんどん失われてしまうことになるでしょう。

 

メンタルがやられてしまう前に相談する

自分の能力が劣っている、上司の指示が不明瞭といった理由で、メンタルを崩してしまう方も少なくありません。

 

日本人の良くない性格の1つでもあるので、これからも「あいまいな指示を出されるケース」はゼロにはならないような気がします…

 

一回ずつ、「それはどのくらいまでやればいいんですか?」と聞いてしまえばいいのですが、それでも現実的に言語化できないケースも多いのではないでしょうか。

 

人間である以上、どうしてもふわふわした言葉を使ってしまうのは変わらないかなと諦めている節もありますが、せめて自分の体調や疲労度、困り具合などは明確にしておきたいもの。

 

これらを具体的にするのはけっこう難しいものでもあるので、それを意識的に数値化、あるいは言語化する必要があります。

 

・昨日に比べてのどの痛みが増しているから早めに休もう

・新しい案件で30分粘ってやってみたものの作業が捗らない…自分では解決できないレベルになっているから相談しよう

 

自分の状況を具体的にすることで、早めに対処することができるようになります。

 

自分の身体や立場を守れるのは最終的に自分だけです。

 

ピンチな状況に陥ってしまう前に、上手に人の手を借りるように努めていきましょう。

 

まとめ

今回はADHDさん向けの判断力を高める考え方について書いてみました。

 

・自分が持っている考え方のクセを知ったうえで対策を立てる

・判断するまでのパターンを知り、自分の得意分野で行動していく

・自分の状況を具体的に数値化、言語化して、崩れてしまう前に相談する

 

 

僕の場合は「あいまいな指示」と「強いこだわり」のおかげでやらなくていい部分までやってしまい、その結果「あいつは作業が遅い」と言われることが多いです。

 

また、その都度判断して作業を進めていくため、作業が終わるころにはかなり疲弊してしまいます。

 

判断力を高めるためにも、上手に情報を取捨選択できるようにしていきたいものです。

 

今回もご覧いただきありがとうございました。

 

それではまた!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA