仕事のことが不安でたまらない…ACTメンタルのメリット

不安な気持ちに押しつぶされて、目の前にあるやるべきことに集中できないと悩んでいる方も多いのではないででしょうか。

 

仕事のことだけでも精一杯なのに、プライベートの人間関係や健康面、恋愛や結婚、両親との同居など、不安になる要素は挙げればきりがありません。

 

そのようなときに有効なのがACTで、これを実践することで不安な気持ちをコントロールすることができるようになります。

 

いつも仕事のことばかり気になってしまって休めない…

 

自分を責めるクセを直したい…

 

今回は不安な気持ちをコントロールするACTについて書いていきますので、お悩みの方は参考にしてみてくださいね。

 

目次

  1. ACTの考え方
  2. 幸せを求めない
  3. 不安な気持ちを消し去りたいと思うのは危険

 

ACTの考え方

ACTとは瞑想とマインドフルネスをベースにした認知行動療法の1つで、自分の心をうまくコントロールするために使われます。

 

心理的柔軟性を効果があり、抑うつ状態、不安神経症、心配性、慢性痛などに効果があると言われています。

 

心理的柔軟性とは「しなやかな心」とも呼ばれており、これが高まることで視野が広がり、極端な思考に陥らなくて済むようになるんですね。

 

また、ACTでは、自分の感情ではなく行動をコントロールすることに重きをおいており、不安な気持ちによって行動できなくなっている方に効果があると言われています。

 

気持ちは変えられないけど、行動は変えられる。

 

行動が変わることで、不安な気持ちが徐々に和らいでいくといった流れなんですね。

 

幸せを求めない

人間、誰しも「幸せになりたい」欲求を持っているので、幸せになろうとなんらかの行動をしている方も多いのではないででしょうか。

 

仕事や運動、運動や趣味、恋愛など、時間やお金を使って「理想の自分」になるために日々努力している方も少なくありません。

 

でも、こちらの本にもあるように、幸せになろうと考えるほど幸せからは遠のき、かえって不幸になるということも最近の研究で明らかになっています。

 

また、幸せになれないのは「自分の努力が足りない、自分に欠点があるからだ」と思う方もいるかもしれませんが、これもACTでは否定されています。

 

自分に足りないものを探す思考は良いことなんですが、幸せには「ネガティブな感情」も必要です。

 

今の自分に満足していれば「別に努力しなくてもいいかな…」ってなっちゃいますからね。

 

不安な気持ちや弱点も含めて自分のネガティブな面と向き合い、正しい行動を続けていくのがACTの基本となっています。

 

不安な気持ちを消し去りたいと思うのは危険

人は不安な気持ちに襲われたとき、「ネガティブなものから逃げる逃走戦略」「ネガティブなものをねじ伏せる闘争戦略」の2つからどちらかを選んで行動すると言われています。

 

小さなネガティブならどちらを選んでも解決できますが、大きなネガティブ、長期的なネガティブの場合はどちらを選んでもうまくいかなくなります。

 

たとえばダイエットの場合、1キロくらいなら気にしないこともできますよね。

 

また、1ヶ月くらい食事制限をすれば解決することも可能です。

 

だけど、体重80キロの方が60キロまで減量する場合、自分の現状から逃げていてはいつまでたっても変わりませんし、やるからには1年から2年ほどのスパンで続ける必要があります。

 

僕も多くのネガティブな感情や改善したいものを持っています。

 

でも、それらをすべて取り除こうとするのは良くありません。

 

さらに、不安な気持ちをコントロールしようとあらがうのも疲弊するだけですし、すぐに元のネガティブ感情が襲ってきます。

 

最終的に、無力感しか残らなくなってしまうんですよね。

 

このような状態を経験回避と呼びますが、この状態に陥っていないかチェックするために、自分が持っている取り除きたい思考や感情を紙に書き出してみましょう。

 

・仕事でミスをしてしまって生まれる自責の念

・上司から怒れれたくないという恐れの気持ち

・仕事を干されること

・使えないやつだと思われること

僕の場合、上記のような取り除きたい思考、考え方を持っていますが、経験回避の状態に陥っていないかどうかチェックするには以下の質問に答える必要があります。

 

①長期的にネガティブな思考や感情を消し去ることができたか?

②犠牲になったもの、使われたものはなにか?

③人生が豊かで意味のあるものになったのか?

 

たとえば「ミスをしてしまうことで生まれる自責の念」を取り除きたい、コントロールしたいと考えている場合を見ていきましょう。

 

①の質問の答え→「NO」で、今でも自分を責めてしまうクセはなくなっていませんし、コントロールしようとしても再び責めてしまいます…

②の質問の答え→「自分を立ち直らせるまでに無駄になってしまった時間」「ストレスから逃れるために浪費してしまったお金」などがあります。

③の答え→「NO」で、単に悩むだけで終わってしまっただけですし、特に人生に良い影響を与えたとは思えません。

 

このように、ネガティブな感情を消したい、コントロールしたいと思っても、特に良いことがないということがわかるでしょう。(この時点でもうかなり落ち込んでいます…)

 

ネガティブな気持ちをコントロールするよりも、自分を成長させるために必要な行動を取っていくことのほうが大事です。

 

苦痛を追いやるには相当の苦労が伴いますので、不安な気持ちを無理に消そうとするのではなく、上手に付き合っていく感覚でやり過ごしていきましょう。

 

まとめ

今回は不安な気持ちをコントロールするACTについて書いてみました。

 

・ACTはネガティブな思考を消すものではなく「やり過ごす」もの

・幸せを求めないほうが幸せに近づく

・不安な気持ちを消し去るのではなく向き合うことが大事

 

仕事に打ち込む、ボランティアに励むなど、ネガティブな気持ちを打ち消すために別のことに注力する方も多いのですが、ネガティブな気持ちに向き合わないことには変わらないので、そこまで大きな改善は見られないと言われています。

 

動機がネガティブな気持ちを避けることからきていれば、自分のプラスにはならない。

 

「幸福の罠」ともいわれているので、自分のネガティブに向き合っていきましょう。

 

こちらの本により詳しいことが掲載されていますので、もし良ければご覧になってくださいね。

 

わかりづらい説明になってしまったところも多かったかと思いますが、最後までお付き合いいただき本当にありがとうございました。

 

それではまた!

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