これからどんな風に生きて行けばいいんだろう…
20代中盤くらいまではただひたすら目の前にある作業に没頭する日々を送っていましたが、30歳を超えたころから徐々に将来への不安が強くなり、今では毎日のように悩むようになりました。
健康のことや仕事のこと、お金や人間関係のことまでその不安は広まり、何から手を付けていいのかわからない。
今回は、将来への漠然とした不安が大きくなったときに頭の中を整理させるときに注意したいポイントについて書いてみます。
目次
【漠然とした不安を抑えるコツ①】今の生活を見直してみる
基本的に、会社員の方であれば最低でも8時間は仕事に自分の時間を割かなければいけませんよね。
時短勤務の方や外注の方であれば少し違ってきますが、多くの方が8時間、むしろそれ以上の時間を仕事にあてて、日々の業務をこなしていることでしょう。
仕事をやっただけの成果が出ていれば特に悩みも生まれないのですが、そうでなければどんどん言葉にできないような不安が大きくなってしまうんですよね。
・手を抜いているつもりはないけどどこかむなしい…
・この仕事をずっと続けていてもいいのかな?
・ミスばかりでもうどこか遠くに行ってしまいたい…
これらの悩みは僕が今持っているものですが、どれも「すぐに対処しなければならない問題」というものではありません。
緊急性の高い悩みではないからこそ、ずるずると先延ばしにしてしまい、心の奥に残ってしまいます。
まずは、この辺りを少しずつ片付けていくことが大事なポイントかなと思うんですよね。
・今の仕事は自分にとってどんな価値があるんだろう?
・この先自分はどんな風に働いていきたいのかな?
・自分の弱点があまり目立たない仕事ってないのかな?
自分と向き合うためには、ある程度の時間と労力が必要になりますし、これがわりと難しく、なかなか明確な答えも見えてきません。
それでもできる限り自分と向き合い続けていくことで、自分が求めている何かが見えてくるのかなと思います。
【漠然とした不安を抑えるコツ②】お金のことを考えずに興味のあることをやってみる
お金がないから自分のやりたいことができないという方も多く、僕もなかなか踏み出せなくなってしまうことが少ないのですが、モヤモヤしたときはちょっと優位を出してそれをやってみた方がいいと思うんです。
「タワーマンションに住んで連日豪華な食事を楽しみたい!」みたいなケースはなかなか厳しいですが、おそらくほとんどの「やりたいこと」ってちょっとお金を出せばできることが多いかと思います。(貧乏性な考えの僕だけかもしれませんが…)
例えば有名な三ツ星レストランで食事がしたいとき、ファミリーレストランとよりは高額になるかと思いますが、さすがに100万円単位のお金がかかることはないでしょう。
日々の食費を100円だけ節約して、3ヶ月ほど続ければ1万円が手に入りますし、それを使えば決して不可能なことではないはずです。
お金のことよりも、「自分はこんな贅沢をしてはダメな人間なんだ」というブレーキの方が影響が大きいような気がします。
僕も自分に対してお金を使うこと、特に数万円単位の買い物をするときはこのブレーキが働いてしまってなかなか行動に移すことができません。
だけど、自分にとってそれが価値のあるものだとしたら、やらない方がよっぽどダメな行為だと思うんです。
やった後悔よりもやらない後悔の方が大きいというのは、もはや多くの方が知っている常識ですが、実際に行動に移すのは簡単なことではありません。
まずは小さいことから「自分のやりたいこと」をやっていき、少しずつ「自分はやりたいことをやってもいい人間なんだ」と言い聞かせることが大事かなと思います。
【漠然とした不安を抑えるコツ③】自分の頭で考える
世の中にはお金持ちと呼ばれる人がたくさんいます。
先代から引き継いだ資産を持つ人や若くして富を築いた経営者など、お金を手に入れた経緯は人それぞれ異なりますが、そのような人たちの真似をしても、あまりいい結果にはならないのでは?と僕は思っています。
「大金を稼いだこともないのに無責任なことを言ってるね」とお叱りの言葉をいただいてしまいそうですが、やっぱりその人の能力や運などもお金を稼ぐ要素となっているはずなので、そのまま真似をしても続かなくなってしまうんですよね。
たとえばまともに絵を描いたことがない人が、いきなり多くの人を魅了するようなアートを作ることはほぼ不可能ですからね。
また、株式投資や不動産投資のようなあまたの副業がありますが、流行っているからといって闇雲に手を付けてしまうのもリスクがあると思うんです。
もちろん何もしないで諦めてしまうのも良くありませんが、まるで興味がなく、やっていることに苦痛が生じるようなものであれば、それでお金を稼ぐのはかなり難しくなってしまうでしょう。
大事なことは、「とりあえずやってみて、常に自分の頭で方向を修正していく」ことだと思うんです。
仮に怪しいセミナー講師の言うとおりに株を買っても、うまくいくかどうかその時に相場にもよりますし、最後には運も必要になりますからね。
また、人にはサンクコストバイアスというものがあり、これによって今まで払ってきた費用を取り戻そうといつまでもそれを続けてしまうようになります。
せっかく読み始めた本だけど、なんか全然頭に入ってこない…もったいないからこのまま読み進めようかな…
面白くなければそこでやめればいいものの、お金を出してしまった以上、最後まで読んでしまうんですよね。
また、このブログも似ていて、あまり伸びないブログだけどせっかく始めたのだからとりあえず続けていこうと思いながら書いている節もありますね…
ただ、文章を書くのは自分にとって比較的苦ではないものですし、アウプットするいい手段でもあるので、多分このままブログを続けていくのかなと思いながらこの文章を書いています。
ただ、単に書いていてもアレなので、以下の点には注意して書くようにはしています。
・どんな人が読んでくれるんだろう?
・どういうタイトルが人の目を引くんだろう?
つらいこともたくさんありますが、こうした問いのない答えに悩むことも楽しさのひとつですからね。
また、世の中にはたくさんの成功本が売られており、僕もこれまでたくさん読んできましたが、やはりそれだけではうまくいきませんでした。
本を読み、そこで大きな資産となる知識を得て、自分の状況に合わせて応用していくことが必要になります。
やり方や考え方を全部ミックスし、今の自分の状況に合わせて使いこなしていく必要があります。
自分の弱さや悩み、嫌なところも全部ひっくるめて仕事ができるようになれば、おのずとお金が稼げるようになってくるのではないでしょうか。
怪しい儲け話に引っかからないようにするためにも、常に自分の頭で判断していきたいものですね。
【漠然とした不安を抑えるコツ】まとめ
今回は漠然とした不安を持ったときに注意したいポイントについて書いてみました。
・小さなモヤモヤとした悩みと向き合う
・お金をかけて自分のやりたいことをやっていく
・知識ややり方をそのまま真似るのではなく、自分の頭で考えながら仕事に取り組む
自分の叶えたい夢や目標に向かって、少しずつチャレンジしていけば、いつかはそれが手に入るはずです。
悩みを持つのは誰でもあることで、なかなか辛いことでもあるのですが、決してそれがダメなことというものではないですからね。
悩みと向き合って、少しずつ改善していけるように取り組んでいきましょう。
今日もご覧いただきありがとうございました!
それではまた!