読書は無駄?本と向き合う時間を大切にしないといけない理由

今週は特に忙しかったけど何とか乗り切った…明日は休みだけど何をしよう?

 

メンタルを病んでしまうと当日の体調が読めないため、漫画や映画、散歩など一人でできる趣味を楽しみつつリフレッシュするという方も多いのではないでしょうか。

 

これらはいずれもおすすめのアクティビティー・趣味といわれていますが、なかでも簡単にできるのが「読書」です。

 

今回は、メンタルヘルスに役立つ読書術について解説していきますので、興味をお持ちの方は参考にしてみてください。

読書はマインドフルネスにつながる

性別・年齢問わず、読書は多くの方に馴染みの深い趣味ですが、具体的にどんな本が好きなのかは人それぞれ異なります。

 

そのため、一概に「○○という本がおすすめ!」とはいえず、自分に合った本を探す必要があります。

 

好きな本を読むことだけでもリフレッシュできるのですが、それ以上にマインドフルになれることもポイントです。

 

反芻思考を防げる

メンタルを病んでしまうと、仕事のミスやいじめの体験といった嫌なことが頭に浮かんできてしまうようになります。

 

これは反芻思考と呼ばれるもので、上司の嫌な言葉や自責の念がどんどん大きくなり、メンタルが病んでしまうことも珍しくありませんが、本の世界に没頭できれば読書中は嫌なことを思い出すことなく楽しめます。

 

ほかにも、以下のような後悔も浮かんでこなくなるようになります。

 

・休日なのにスマホばかり見て時間を無駄にしてしまった…

・あまり行きたくない飲み会の誘いを断れなかった…

 

「好きな本を読む」ことでマインドフルになり、貴重な時間を有意義に過ごす感覚を味わえるようになるでしょう。

 

読書をするためのハードル

読書をするためには、当然ながら読むべき本を購入する必要があります。

 

書店で購入する、ECサイトで購入してKindleなどの端末で読む、図書館で借りるなどして本を手元に用意する必要があります。

 

このとき、本を購入することに対して罪悪感を覚える方も多いのではないでしょうか?

 

自己肯定感が低いと罪悪感を覚える

自己肯定感が高い方や、読書が大好きで仕方がないという方であれば、「本を買うこと」に抵抗を持つことはほとんどありません。

 

・本を読むことで知識を得るのだから身銭を切るのは当たり前

・本を読むことが生きがい

 

上記のような考え方や価値観を持っているので、お金を払うことがもはや当たり前になっているからです。

 

自己投資が苦手

一方、「本は好きだけど、購入したら無駄遣いになるのでは…?」と思うような方も珍しくありません。

 

このような方は、自分に対する評価が低く、自己投資が苦手です。

 

これは本に限らず、ちょっと高級な食事や洋服などの購入の際も同様で、以下のような考えが浮かぶことも珍しくありません。

 

・私なんかが買うなんておこがましい…

・家賃とかに回した方が賢いののでは?

 

たしかに節約も大切なことですし、食事や洋服の場合比較的高額になってしまうため躊躇する方も多いですが、これでは「今」を楽しめなくなります。

 

本はコスパが良い

一方、本ならおおよそ1,000〜2,000円程度で購入でき、最初は抵抗があるかもしれませんが、専門家が長年かけて手に入れた知識を入手できると思えば安いものです。

 

実際に購入して読むことによって満足感を覚えることで、「お金を使うことに対する罪悪感」が少しずつなくなっていきます。

 

自己肯定感が低めの方は、自分にご褒美を与えるのが苦手な傾向にあるので、「本の購入」から慣れていくのもひとつの手です。

 

なお、「それでもやっぱり行動に移せない…」と悩んでいる方は以下の記事で「行動するためのポイント」を解説していますので、こちらもぜひ読んでみてください。

 

今年の目標を達成するために必要な作業「自己省察」のやり方

 

読書のときは好きな本を読む

テレビや雑誌で取り上げられているような人気作品や流行の本も良いのですが、そのような作品ばかりでは飽きが来てしまいます。

 

もちろん僕も王道的な本も読むようにしていますが、あまり世間では知られていないような作品を見つけていく作業も好きです。

 

特に適当に手に取った本を読み、『なんかこれいいかも?』と思えるものを見つけたときはかなりうれしくなります。

 

自分が満足できる本ならそれで良い

読書と聞くと、お堅いビジネス書や専門書をイメージする方も多いのですが、メンタルヘルスのためには「自分が好きな本」を読むのが重要です。

 

ライトノベルが好きな方はライトノベルを、漫画が好きな方は漫画を読むなど自分の気持ちに嘘をつかずに選ぶのがコツです。

 

僕自身は、綾崎隼さんの本が大好きなので、興味をお持ちの方は一度読んでみてはいかがでしょうか。

 


読書は心の拠り所

僕は昔仕事に忙殺され、月の残業時間が100時間を超えていたころがありました。

 

本を読む時間もほとんど取れませんでしたが、メンタル改善のために今は時間を作って読むようにしています。

 

しかし、読書に対して以下のようなネガティブイメージを持つ方も少なくありません。

 

・本を読むなんて時間の無駄だよ!資格試験の勉強したらどう?

・もっと友達と遊んだりして人との付き合いを大事にしなよ!

 

ビジネス書を読むことも、人付き合いが大事なことも理解はしているのですが、それでもやっぱり素敵な本を読むことも大事なことと思っています。

 

「仕事のストレスがつらい」という方も多いかと思いますので、これを機会に好きな本を一冊読んでみてはいかがでしょうか。

 

読書はメンタルヘルスに効果的な趣味のひとつ

今回は、メンタルヘルスに役立つ読書術について解説しました。

 

・面白い本を読むとメンタルが安定する

・没頭できるとマインドフルになれる

・人間関係も大事、でもそれ以上に好きなことに打ち込むことも大事

 

日々の仕事に打ち込んでいると、本を読むことが疎かになりがちです。

 

頑張っている自分に対してご褒美をあげることも重要なので、ぜひ好きな本を読む習慣をつけてみてください。

 

なお、読書については以下の本も参考になりますので、こちらも併せてチェックしてみてください。


 

今回もご覧いただきありがとうございました。

 

それではまた!

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