【適応障害体験記③】診断を受けて1ヶ月たったときに「大切だ」と感じた3つのこと

適応障害になって1ヶ月が経ちました。

 

今は休職をせずに働き続けており、正直いって身体に負担をかけながら必死に食らいついているという状況です。

 

【本記事はこのような悩みを抱いている方におすすめ】

・実際に適応障害になったらどうなるの…?

・適応障害になった人の体験が知りたい!

 

今回は適応障害と診断されて1ヶ月経った現在の状況や、実際に気をつけていることについて解説していきますので、興味をお持ちの方は参考にしてみてください。

 

適応障害の診断を受けて1ヶ月が経った現状

適応障害となって1ヶ月が経ちましたが、正直なところ特に変わったところはありません。

 

食欲は多少回復してきましたが、仕事中の集中力や注意力などは相変わらず上がりませんし、吐き気や微熱も相変わらず続いています。

 

【適応障害になって1ヶ月が経ったときに感じたこと】

・「いつになったら治るのか?」といった不安

・「早く元気になりたい」といった焦り

 

悲しいことに、「適応障害になるなんて単なる甘え」だと考える方は一定数存在します。

 

しかし、「責任感が強くてまじめな方ほどかかりやすい病気」「途中で逃げ出さず最後までやり遂げようとがんばった人がなる病気」だと僕は思います。

 

社会的地位が高い方、世間で「成功者」と呼ばれている方でも適応障害になる可能性は大いにありますので、もし「体調が悪い日が続くな…」と思うのであれば勇気を持って休むようにしてください。

 

【適応障害とされた後に気をつけていること】

適応障害と診断された後に気をつけていることは、主に以下の3つです。

 

【適応障害と診断された後に気をつけたこと】

・集中力を維持させる工夫を怠らない

・無理に上司の期待に応えようとがんばらない

・会社に依存しない働き方をする

集中力を維持させる工夫を怠らない

診断後1ヶ月もすれば少しは元に戻るかと思いましたが、そんなことはありませんでした。

 

僕は休職をせず「仕事量を調整する」「認知行動療法を行う」といった方法を用いて適応障害を改善させようとしました。

 

しかし現実は厳しく、具体的に以下のようなことで苦労することになります。

 

【仕事中、特に苦労したこと】

・文章を書く

・連絡を取る

・考えをまとめて発言をする

 

別段仕事ができる方ではありませんし、「仕事が遅い!」とたびたび上司から注意されているほどのスペックなので、「ほとんど役に立ってはないのかな…」と考えてしまうことが多くあるのです。

 

無理に上司の期待に応えようとしない

サラリーマンである以上、上司や先輩からの指示は基本的に守らなければいけません。

 

その場の状況や抱えている案件によって断ることも可能ですが、パワハラ上司が自分の直属の上司だと、それもなかなか難しいものになるでしょう。

 

・締め切りに間に合わるために徹夜で作業する

・連日深夜まで残業をする

・ネチネチした嫌味や激しい罵倒にも耐える

 

特に入社したばかりのころは、業務の経験を積むためにどんなことでも引き受けていましたが、病気になった今は「キャパを超えないこと」を第一に働くようにしています。

 

「自分の身体が何よりも大事」という考え方は、決して否定されてはいけないものだと認識しています。

 

会社に依存しない働き方をする

「会社員なら理不尽なことも我慢しないといけない」「嫌なことも引き受ける必要がある」などと、直属の上司から強く注意された経験を持つ方も多いでしょう。

 

僕自身、体育会系の部活に所属していたこともあり、古き良き昭和のような働き方を真っ向から否定する気はありません。

 

しかし、転職が当たり前となった現代において、今の会社に一生居続けることはそう多くはありません。

 

【サラリーマンが取れるキャリアの選択肢の例】

・今の会社で出世する

・年収の高い会社、スキルアップにつながる会社に移る

・フリーランスとして生計を立てる

・起業して社長になる

 

この先ずっと付き合っていくのは紛れもない「自分自身」で、決して嫌いな上司ではありません。

 

会社から出ても生きていけるように、どこでも通用できるような社会人になるための努力をする方が賢明といえます。

 

【健全な努力の例】

・人間関係を良好なものにできるよう、コミュニケーションスキルを高める

・専門分野のスキルを身につける

・ITの進化についていけるよう、AIの勉強を始める

 

病気になってしまったことはつらいものですが、今までの考え方を変えられるようになったことは大きな収穫だと思っています。

 

魅力のある人になれるように、今後もめげずに行動していきたいと考えています。

 

適応障害の治療には時間はかかる

今回は、適応障害と診断されて1ヶ月経った現在の状況や実際に気をつけていることについて書いてみました。

 

・現状は特に変わらない

・適応障害を「単なる甘え」と片づける人とは距離を置くことが大切

・自分に合う働き方を見つけ、それを叶えるための努力をすることが重要

 

もし僕と同じように苦しんでいる方がいらっしゃれば、今の働き方を見直しみたり、一度上司との付き合い方を考え直してみたりすると、何か良いアイディアが出てくるかもしれません。

 

また、以下の書籍も参考になるので、よければチェックしてみてください。

 


 

 


 


 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

それではまた!

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