【嫌いな上司・先輩】ゼロにするのは厳しい理由と具体的な対処法

サラリーマンとして働く以上、上司との人間関係はとても大事ですよね。

 

しかし、人には相性がありますので、場合によっては嫌われたり仲間はずれにされたりするなど、常にストレスフルな状態で働くことになることも珍しくありません。

 

僕自身も、パワハラやモラハラなど心が擦り切れる思いをこれまでたくさんしてきました。

 

今回は上司や先輩との人間関係で悩んでいる方に向けて、職場での人との付き合い方と、職場でうまく立ち回っていくコツについて解説します。

上司との相性を確認するときの注意点

入社当初は誠実で優しい上司に見えたとしても、時間が経つにつれて、徐々にその本性が見えてくるということも多いのではないでしょうか?

 

最初の印象に騙されない

・わからないことがあったら気軽に聞いてね!

・あまり緊張しなくてもいいからね!

 

上記のように、たいていの上司や先輩は、入社当初は優しく接してきます。

 

しかし、入社後3ヶ月ほど経つと、以下のように変わることが多いです。

 

・それくらい自分で考えて行動してよ!

・いつまで新人気分でいるんだよ!

 

最初に見せていた態度は嘘だったのか、まるで人格が入れ替わったかのような対応を取る方も少なくありません。

 

また、部下を支配する上司のことを「マニュピレーター上司」と呼び、主に以下のような特徴を持っています。

 

・部下を利用し搾取する

・部下のことを顧みず無茶な指示を出す

・部下を落ち込ませるような態度や発言をする

 

もし自分の上司がマニュピレーター上司だった場合、さらに上の役職の方に相談するなどの対処が必要になります。

 

口癖が「期待している」「成長してもらいたい」

部下に「成長してもらいたい」「将来に期待している」といった気持ちから、部下に対して厳しく接するという上司も少なくありません。

 

一般的に、上司が部下に対して厳しくなるのは主に以下の理由があるからといわれています。

 

・本当に期待しているから

・単純に部下のことが嫌いだから

 

本当に期待されているケースの特徴

上司にとって部下が本当に大事で、将来立派なビジネスパーソンとして活躍してほしいという気持ちがあれば、多少厳しくされても文句はありません。

 

ただし、この場合は理不尽なことで説教されることはなく、部下の意見を汲み取ったうえで指導するのが一般的です。

 

単純に部下のことが嫌いなケース

一方、失敗が多く、上司の期待になかなか応えることができない場合、邪険に扱われてしまうおそれがあります。

 

特にADHDの方は不注意によるケアレスミスのほか、遅刻失言などの失敗により、上司に目をつけられやすいです。

 

上司におびえながら仕事をするのもストレスが溜まってしまうだけなので、そのようなときは、状況に応じて対処しなければなりません。

 

なお、ストレスが溜まっているかどうかは身体に現れる症状で判断できるケースが多く、このサインについては以下の記事で詳しく解説していますので、こちら併せて読んでみてください。

 

【見逃さない!】身体に現れる危険なストレスサイン3つ

相性が悪い上司との付き合い方

ここからは、相性の悪い上司との付き合い方について解説していきます。

 

自分の状況に合わせて、どんな風に対応するのかイメージしながらチェックしてみてください。

 

常に謙虚でいる

評価が高い人であっても、体調不良などの理由で成果が上がらなくなってしまうと、その途端雑に扱われてしまうことも珍しくありません。

 

・僕ならこれくらいやれますよ!

・失敗ばかりのあいつにはできなくても俺ならできます!

 

普段からビッグマウスで、たまに軽口を叩いているような人ほど、その反動も大きくなります。

 

一般的に、ネガティブなことは記憶に刻まれやすいため、徐々に印象が悪くなっていき、場合によっては簡単に切られてしまいます。

 

常に期待に応えなくて良い

「扱いにくいやつ」「利益につながらないやつ」だと判断されれば、この先仕事を続けることが難しくなってしまうおそれがあります。

 

そのため、精一杯仕事をする必要はありますが、冷静に考えると、日々結果を出し続けるのはほぼ不可能に近いといえます。

 

・体調不良

・子どもの急な発熱

・パートナー間でのトラブル

 

上記のように、仕事に集中できなくなる出来事は決して少なくありません。

 

体調が悪ければミスも増えますし、子どもの一大事となれば仕事を早々に切り上げて出向かなければならないため、常に上司の期待に応えるなんてできないのです。

 

自分の身を守るためにも、普段から分相応の態度や謙虚な言動を心がける必要があるといえるでしょう。

 

上司から見て憎めない後輩を目指す

ミスは多いものの、どこか憎めない後輩というポジションを確立させるのも有効です。

 

・あまり頼りにはならないけど、一応指示したことは素直に聞いてくれる人

・ミスの回数は多いけど、言い訳しないできちんとリカバリーする人

・目標を達成できないときも多いけど、いつも元気に挨拶する人

 

いつも元気に挨拶してくる、困ったときに一番に相談してくるなど、気の置けない後輩を裏切るような先輩はほとんどいません。

 

しかし、同じような立場で頑張って働く仲間の存在を邪険にする人も一定数いるので注意が必要です。

 

成長を感じさせる後輩を目指す

「この先仕事を続けていればミスの回数も減っていくかも」など、上司や先輩に自身の今後の成長を感じさせるようにアピールするのも重要です。

 

もちろん、苦手なことが多いADHDの方の場合、仕事そのものが合っていないケースもありますが、普段努力している姿は周りの誰かが見ています。

 

頑張っている姿を見て、風当たりが弱くなる可能性もあるほか、1on1などの場を設けてくれて、悩みなどを聞いてくれるようなこともあるかもしれません。

 

なお、ミスの改善方法については以下の記事で詳しく解説していますので、こちらも併せてチェックしてみてください。

 

【ADHDの悩み】仕事をミスなくこなすのは無理?

 

上司のサポートに徹する

周りと比べて、「自分には武器がない…」「職場のお荷物では…」と悩んでしまうこともありますよね。

 

僕自身も人に誇れるようなスキルは持ってませんし、エクセルやパワーポイントなどのツールもいまだに満足に使えていません…

 

ただ、このような評価は相対的なものであり、絶対的なものではありません。

 

上司の時間を作ることに意義がある

・簡単な資料を作る

・お客様と合う日取りを調整する

・コピー機の用紙を補充する

 

上記のような作業はいずれも難易度が低く、誰でもできるような雑務かもしれませんが、いずれも立派な仕事のひとつです。

 

自分が単純作業にあたることで、その分上司は別の大事な作業に取りかかることができます。

 

そうなれば売上もアップするため、「雑務を担当する自分」でも十分役に立っているということができます。

 

自分を卑下することなく淡々と取り組み、そしていずれ重要な仕事を任せてもらえるよう、自分なりの魅力を磨いてみてはいかがでしょうか?

 

上司との関係をなるべく良好なものにし、自分の仕事に集中しよう

今回は、上司や先輩との人間関係で悩んでいる方に向けて、職場での人との付き合い方と、職場で上手に立ち回っていくコツについて解説しました。

 

・ビッグマウスは控え、なるべく謙虚な態度と言動を心がける

・どこか憎めない後輩を目指す

・自分が活躍するのではなく、上司の手間を省き、上司の時間を作ることを意識する

 

職場の人間関係のトラブルは、数ある退職理由の中でも特に多く、これによって仕事を辞めざるを得なくなる方も少なくありません。

 

もちろん、尊敬できる上司や先輩もいますし、人間関係の改善に力を入れている企業も徐々に増えてきていますが、それでもやはり難しい面があります。

 

困ったときは以下の書籍が参考になりますので、一度チェックして自分らしく働ける職場を見つけてみてはいかがでしょうか。

 



 

今回もご覧いただきありがとうございました。

 

それではまた!

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