【マウント対策】嫌な人をやり過ごせる「リアプレイザル」の重要性

上司から人格否定言わされた…なんであんなことを平気で言うんだろう…

「何度言ったらわかるんだよ!」って言われても、怖くて質問しづらいし、いったいどうしたらいいの?

 

仕事中、上司から叱責されると悲しくなってしまいますよね。

 

自分に非があることならまだ我慢できますが、理不尽なことで責められることも珍しくありません。

 

今回は、上司や先輩からいつも理不尽な態度を取られて悩んでいるという方に向けて、具体的な対処法と、嫌な出来事を受け流す「リアプレイザル」について解説します。

マウントを取りたがる人の特徴

マウントを取る人は、一般的に以下のような特徴を持っています。

 

・自己顕示欲が強い

・自分に自信がない

・会社やママ友グループなど、特定の場所でしか自分の居場所がない

 

「自分をアピールしたい」という気持ち、いわゆる「承認欲求」は、おおよそどんな人でも持っているものです。

 

しかし、人を傷つけながら自分の立場を示す、人を蹴落として優位に立つなど、好ましくない方法で自分の強さをアピールするのは少し違います。

 

またマウントを取ってくる人は、普通ならスルーするようなことで難癖をつけてきます。

 

・もう疲れたの?若いのにだらしないな!

・そろそろ結婚したらどうなんだ?

・新人のくせに生意気だな!

 

僕自身、お客さんや職場の上司からさまざまなことを言われてきました。

 

メンタル不安定になり、自己肯定感も下がってしまうので、必要以上に気にしないことが重要です。

 

そんなこと言っても、やっぱり落ち込んでしまうよ…

 

上記のような方も多いので、次項では具体的な考え方について解説していきます。

 

マウントには「リアプレイザル」

クレームをつける人の心情や状況をこちらで勝手に解釈して心の負担を軽くするテクニックをリアプレイザル(re appraisal)と呼びます。

 

「Re」は再び、「Appraisal」は評価の意味で、もう一度冷静にその場の状況を考え直すという心理テクニックのひとつです。

 

イライラ・モヤモヤなど、自分のネガティブ感情と距離を取ることができ、また感情のコントロールもうまくなります。

 

リアプレイザルのやり方

もし上司から嫌なことを言われたときは、心の中で以下のように思ってみてください。

 

・きっとこの人は日ごろのストレスをこんな形でしか晴らせない人なんだろう

・ここに来るまでに、きっと誰かに嫌なことをされたんだろうな…

 

「上司から叱責された」という事実は変わりませんが、自分の受け取り方は変えられます。

 

自分に非があったかもしれませんが、上司本人のストレスが溜まっており、単なる憂さ晴らしできつい態度を取っているだけかもしれません。

 

また、組織で働いている以上、100%自分が悪いということはほとんどありません。

 

冷静に考えれば、上司の管理責任にもなるので、自分を過度に責める必要もないといえるでしょう。

 

リアプレイザルの効果

リアプレイザルは、仮定の出来事を頭に思い浮かべ、理不尽な状況をやり過ごす心理テクニックです。

 

そのため、以下のような効果が期待できます。

 

・ストレスの緩和

・人間関係の整理

・モチベーションアップ

 

上司から嫌なことを言われても、「部下にしか強くあたれないかわいそうな人」と判断できれば受けるストレスも少なくなります。

 

また、「ささいなことでも怒る人だから、深い関係にならないように注意しよう」など、今後の距離の取り方もわかります。

 

余計な出来事に悩まされなくなるので、仕事のモチベーションも下がらず、前向きに取り組めるようになるでしょう。

 

マウントを取る完璧主義者に注意する

自己顕示欲や承認欲求が強い方だけでなく、「完璧主義」の方もマウントを取りたがります。

 

完璧主義の特徴はさまざまありますが、いくつか例を挙げてみたのでチェックしてみてください。

 

・何かを始めるとき、時間や道具といった必要な要素が全部揃ってないと行動できない

・細かい所まで100%を求めてしまう

・高い目標を立てるものの、達成できずその都度自分を責めてしまう

 

完璧主義が与える悪影響

完璧主義の方は、自分自身が完璧でいようとする気持ちが強いあまり、それを周りの人に要求してくることが多くあります。

 

・仕事なんだから完璧に仕上げて当たり前でしょ?

・こんなミスをするなんて、社会人として失格じゃないの?

 

自分だけならまだしも、一緒に働いている部下や同僚にも高い水準を求めることが多く、職場のストレス源になってしまう可能性があります。

 

「自分はクレーマーかもしれない」「後輩や友達についマウントを取ってしまう」という方は、気づかぬうちに完璧主義になっているかもしれません。

 

完璧主義の改善法

完璧主義から抜け出すために、自分のことを認めて励ます「セルフコンパッション」を実践するのが有効です。

 

セルフコンパッションは認知行動療法のひとつで、うつ病や適応障害などのメンタル疾患の治療に使われています。

 

一般的に、完璧主義の方は、「完璧じゃないと嫌われる」といった思い込みをしていることが多いです。

 

そのため以下のようなワークを行い、「認知の歪み」を修正していきます。

 

・自分自身に対し、「完璧にしなくても大丈夫だよ」と優しいメッセージをかける

・「完璧な自分じゃなくても嫌われることはない」と紙に書き出す

 

また、人によって完璧主義になっている原因はそれぞれ異なるので、「なぜ自分は完璧主義になっているのか」を把握することも重要です。

 

・過去に上司から自分のやらかしたミスのことで執拗に責められた

・子どものころ、「100点以外はダメだ」と親から言われ、それを今でも引きづっている

・失敗ばかりで友達に嫌われ、いつのまにか勉強やスポーツで活躍することがステータスになっていた

 

多くの場合、幼少期の経験が原因で完璧主義になるといわれているので、自分の過去を一度振り返ってみると良いでしょう。

 

もし「自分ではわからない」という方は、精神科の先生や心理カウンセラーなどにカウンセリングを依頼し、一度自分の過去について相談してみてはいかがでしょうか。

 

なお、セルフコンパッションについては以下の記事でも詳しく解説していますので、こちらも併せてチェックしてみてください。

 

【仕事・人間関係改善】過度に自分を責めないようになるセルフコンパッションとは?

 

 

マウントやクレームを受け流すスキルを身につけよう

今回は、上司や友達などからいつも理不尽な態度を取られて悩んだときに使える具体的な対処法について解説しました。

 

・マウントを取る人の特徴を知る

・リアプレイザルで相手の心情や状況を勝手に想像し、嫌な出来事を受け流す

・完璧主義を改善させる

 

マウンティングやクレームは、現代社会が抱える大きな問題のひとつといわれていおり、立場上我慢しなければいけないことも多いのです。

 

しかし、一方的に「自分だけが悪い」という状況はほとんどないため、状況に応じて自分の意見を伝えることも重要です。

 

相手に配慮し、【お互いを思いやる気持ち】さえあれば、きっと大きなトラブルにはならないはずです。

 

もしクレームやマウンティングのことで悩んでいらっしゃる方は、今回ご紹介した方法や考え方を一度試してみてはいかがでしょうか。

 

また、以下の本も参考になりますので、こちらも併せて読んでみてくださいね。


 


 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

それではまた!

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