仕事中に限らす貴重な休日でも「無駄時間」は発生します。
僕も昔「ダラダラ昼まで寝て夕方ごろに起き、シャワーを浴びてごはんを食べたら1日が終わっていた」というテンプレ的な「ダメ休日」を過ごしたことが多々あります。
【本記事はこのような悩みを持つ方におすすめ】
・貴重な休日を有意義に過ごしたい…
・オンとオフをうまく切り替えてまったりとした休日を過ごしたい
今回は、僕がついやってしまう「無駄タスク・思考」と、時間をうまく使い貴重な休日を充実させる方法について解説していきますので、お困りの方は参考にしてみてください。
目次
【実体験】休日を無駄にしてしまう行動・思考
休み明けに、「◯◯をしなければもっと充実した休日を送れたのに…」「どうしてあんな無駄な◯◯をしたんだろう…」と後悔したことはないでしょうか。
僕自身、以下のような「無駄タスク・思考」をしがちで、憂鬱な気分で休み明けの仕事に取り組むことが少なくありません。
【実際に無駄だと思えるタスク・思考】
・Kindle本のセール情報のチェック
・入眠前のスマホチェック
・今日やらかしてしまったミスの想起
Kindle本のセール情報のチェック
じっくりと時間をかけて本を読むためには、書籍を購入またはダウンロードして手元に置いておかなかればなりません。
特にKindle本は定期的に「50%OFFセール」などを開催しているので、お得に書籍を買いたい方にはおすすめのツールといえます。
僕はKindleで本を読むのでたびたびAmazonのサイトをチェックしていますが、「何か良い本が安くなっているのでは?」と思いつい見すぎてしまうことが少なくありません。
【真似厳禁の悪習慣】
・朝起きた後、何気なく見る(10〜30分)
・ご飯を食べた後、何気なく見る(10〜30分)
・入眠前、何気なく見る(10〜30分)
書いていて本当に「ダメだな…」と反省しています。
Kindle本のセールをチェックするだけで最大90分もの時間をロスしてしまうので、ぜひ反面教師にしてください。
入眠前のスマホチェック
先述した「Kindle本のセール情報のチェック」は、百歩譲って日中の休憩時間なら許容範囲といえます。
しかし、大事な睡眠前に行うことも多いほか、中毒性の強い「X」「Instagram」などのSNSまで見てしまうケースも珍しくありません。
ブルーライトは睡眠の質を下げる大きな要素のひとつなので、可能な限り控えた方が良い習慣といえるでしょう。
過去にやらかしてしまったミスの想起
自宅でリラックスしている際、過去にやらかしてしまった仕事のミスを思い返してしまうのも「NGな時間の使い方」のひとつです。
反省して次に活かすことはすばらしい取り組みですが、それは仕事中にすべきタスクであり、オフタイムにやることではありません。
【仕事のミスについて考えるのにベストなタイミング】
・ミスの直後
・ミスをした日の定時前(報告書の作成と一緒にやる)
・ミス発生日から1週間後、1ヶ月後
時期やタイミングは人によって異なりますが、いずれも「業務時間内」にするのが基本です。
温泉に行ったり副業したりするなど、休日は基本的に「本業のことを考えずに過ごしたい…」と思うのに、なかなかうまくいかず悩むことが多くあるのです。
休日を無駄にしないためにやるべきこと
ここまで紹介してきたとおり、僕自身これまで何度も「ダメな時間の使い方」をし、貴重な休日を無駄にしてきました。
そのため、今では以下に挙げる方法を実施し「ダメな休日」を過ごさないように心がけています。
【休日を無駄にしないためにやるべきこと】
・休み明けに「どんなことをしたか?」を30分単位で紙に書き出す
・やりたいことを紙に書き、それらを最優先で実施する
・複数の思考法を使い、現在の状況にふさわしいと思える打開策を試す
休み明けに「どんなことをしたか?」を30分単位で紙に書き出す
まずは、休み明けに「休日の振り返り」をします。
単に「◯◯をした」「△△に行った」と書くのではなく、30分単位で区切り「どんなことをしたのか?」を書き出していきます。
【振り返りの例(午前中の場合)】
・8:00〜8:30 起床、洗面、着替え、スマホチェック
・8:30〜10:00 ランニング
・10:00〜10:30 シャワー・着替え・休憩
・10:30〜11:00 ストレッチ・スマホチェック
・11:00〜12:00 HIIT(バーピー)
連続した行動なら1時間・1時間半などつなげて書いていきます。
なお、この日は起床後とストレッチ中に無駄な「スマホチェック」をしていることがわかります。
「何がNG行動だったのか」が可視化されるため、「30分単位での振り返り」は無駄な行動の抑止に効果的といえるでしょう。
やりたいことを紙に書き、それらを最優先で実施する
無駄な時間を過ごす暇を作らないよう、あらかじめ「やりたいこと・やるべきこと」の予定を入れておくもの有効です。
【休日に「やりたいこと」の一例(普段)】
・やり残した家事
・運動(ストレッチやヨガなど)
・読書
・部屋の片付け
・ペットと遊ぶ
・友達と出かける
・家族とご飯を作る
【休日に「やりたいこと」の一例(特別)】
・旅行に出かける
・1日中ダラダラ過ごす
・積読になっている書籍を一気に読む
・チートデイにして好きなものを気の済むまで食べる
このとき、仮に計画通りにこなせなかった場合にも、自分を責めることは控えるべきとされています。
特に「完璧主義」の傾向にある人は、「なぜ自分はできなかったんだ…」と強く自分を責めてしまいがちなので、7〜8割を目安に取り組んでみてください。
複数の思考法を使い、現在の状況にふさわしいと思える打開策を試す
仕事のときに活用することが多い「思考法」を用いて時間の使い方を改善させていく方も珍しくありません。
【代表的な思考法3選】
・ロジカルシンキング…抜け・漏れ・重複なく物事を整理し考えていく
・ラテラルシンキング…前提を疑いながら広い視点から物事を捉え直していく
・デザインシンキング…最初に「観察」を行い、顧客の求めていることを把握し問題を解決していく
・クリティカルシンキング…あらゆる常識や価値観を複数の視点で捉え直していくように思考していく
上記は主にビジネスシーンで活用される思考法ですが、基本的には多くの「プライベートタイム」で応用可能とされています。
論理的に考える王道から、世間的には正解とされている常識を疑い修正していく少々邪道な考え方まで幅広く網羅されているので、きっと今までわからなかった「盲点」に気づくことができるでしょう。
人によっては少々難しく感じるかもしれませんが、なかには使いやすいテンプレートが用意されているものもあるので、気になる方はぜひ自分に合った思考法で「自分が満足する時間の使い方」について考えてみることをおすすめします。
【自分らしい「時間の使い方」の例】
・人と一緒に行動するのが苦手な方…自分に合うソロ活をする
・「充実した休日」にとらわれすぎている方…あえて「無駄な時間」を楽しんでみる
・「おすすめランキング」などのデータに振り回されてしまう方…子どものころに好きだったことを思い出し、自分にとって本当にやりたかったことを見つける
休日の時間の使い方は非常に大事
今回は、僕がついやってしまう「無駄タスク・思考」と、時間をうまく使い貴重な休日を充実させる方法について解説しました。
・無駄なタスク・思考をしても自分を責めてはいけない
・自分の行動を30分単位で記録し、「やりたいこと」を今後の予定に入れておく
・自分の思考法を変えてみる
僕自身、過去何度も時間の使い方について見直し改善させるよう努力してきましたl。
このとき、つい「ガチガチのスケジュール」になってしまい生き苦しさを感じたことが多々あります。
個人的には「ある程度の無駄を楽しみつつやるべきことをいくつかこなす」ようなややライトな感覚で改善させていくのが良いと考えているので、みなさんもぜひあまり気負わず無理のない範囲で取り組んでみてください。
今回もご覧いただきありがとうございました!
それではまた。