「30〜40代は常に何かに悩んでいたよ」「悩みがなくなったことは一度もない」など、職場の上司・先輩から今後のアドバイスとも捉えられる経験談を聞いたことがあるという方も多いでしょう。
年齢を重ねたからといって悩みがなくなるわけではありませんが、やはり20〜20代はさまざまなライフイベントが起こることもあり、ほかの年代に比べて多くの不安を抱えがちです。
【本記事はこのような悩みを持っている方におすすめ】
・先月30才になったけど、これからどのようなキャリアを重ねていけばいいんだろう…
・家庭も仕事も大事!どうすれば両立できるの?
今回は、アラサー〜アラフォーの方が抱く悩みの解消法について解説しますので、お困りの方は参考にしてみてください。
目次
アラサー〜アラフォーが多くの悩みを抱く主な理由
若手〜ミドル世代の方の悩みが尽きない理由として、主に以下のようなものが挙げられます。
【若手〜ミドル世代が多くの悩みを抱く主な理由】
・人生の分岐点にもなる大事なライフイベントが発生しやすいから
・転職や独立など「キャリアにまつわる選択肢」が増えるから
・周りからのノイズに振り回されやすい年代だから
人生の分岐点にもなる大事なライフイベントが発生しやすいから
アラサー〜アラフォーは、非常に多岐にわたるライフイベントが発生する年代といわれています。
【発生し得る代表的なライフイベントの例】
・結婚
・出産(女性の場合)
・育児
・転職
・住宅の購入
男女問わず大事なライフイベントが発生する時期で、体力面・金銭面・精神面において多くの負担がかかるとされています。
僕も現在30代半ばに入っており、キャリアや結婚の面で悩むことが多いので決して他人事ではないと捉えています。
転職や独立など「キャリアにまつわる選択肢」が増えるから
先ほども軽く触れましたが、アラサー〜アラフォ〜は「キャリアにまつわる選択肢」が増える年代でもあります。
人によって異なりますが、20代後半〜30代前半は「転職しやすい時期」に該当します。
そのため、定期的に信頼できるエージェントに相談し、折を見て転職する方も珍しくありません。
【キャリアの選択肢の例】
・新卒で入った会社で出世を目指す
・転職して新しい仕事に就く
・個人事業主として独立する
・フリーランスとして企業に属せず働いていく
僕を含めた多くの人は、「自分に合った働き方は何なのか?」といった問いに対する答えを出すために、自分と向き合う時間を作り自問自答を繰り返します
アラサー〜アラフォーが抱く「悩み」の解消法
アラサー〜アラフォーの方の悩みを解消する方法として、以下のようなものが挙げられます。
【アラサー〜アラフォーが抱く「悩み」の解消法】
・自分の価値観に沿った行動をする
・世間の常識に負けそうになったら紙に書き出し自分を保つ
・メンターに相談する
僕自身も実践している方法をピックアップしてみましたので、お困りの方はぜひ参考にしてみてください。
自分の価値観に沿った行動をする
まずは「自分の価値観」を明確にしましょう。
自分の価値観がわかれば、転職や結婚といった人生の大事なライフイベントが訪れた際にも迷わず行動できるようになります。
【価値観の例(結婚のケース)】
①パートナーと子どもに囲まれた生活を送りたい
→結婚願望と育児に興味のあるパートナーを探し付き合う
②結婚はしたいものの子どもにはさほど興味がない
→結婚願望アリ、なおかつ子どもを持たない生き方を望むパートナーを探し付き合う
③結婚はしたいけど自分の生活リズムを崩されたくない
→週末婚など柔軟な暮らしに理解のある、むしろ好んでいるパートナーを見つける
【価値観の例(転職のケース)】
・年収は低くても自分の好きな仕事に就ければOK
・年収が高いならハードワークしてもOK
・子どもがいるためリモートワークができる会社が良い。年収・職種は問わない
・発達障害の特性から発生し得るメンタルダウンを防ぐために、障害者雇用で働きたい
ほかにも数多くのケースがあるので、自分の本音を明確にすることが重要です。
世間の常識が襲いかかってきたときは紙に書き出し自分を保つ
無事に自分の価値観を明確にさせることができ、それに沿って行動できている方であっても、「世間の常識」に負けそうになってしまうことは決して珍しくありません。
テレビやネットニュース、職場の先輩やママ友などあらゆるところから「自分の価値観」を揺さぶる情報が頭の中に入ってきてしまうためです。
無人島に行き一人で暮らすくらいしか「ノイズ」を防ぐ方法はありませんので、惑わされてしまったときは「紙に書き出す」ことをおすすめします。
【紙に書き出すもの、紙に書き出すことで得られるメリット】
①価値観
→自分の価値観が想起されることで「心のブレ」がなくなり、あらゆるノイズが気にならなくなる
②ノイズとなるソース
「意識的に距離を保つ(おせっかいな友人)」「あえてシャットアウトする(テレビ番組)」といった具体的な対策が講じられるようになる
僕自身、最寄りのカフェや自習室などでノートに自分の考えを書き出すことが多くあります。
紙とペンは、「価値観ベースの行動(自分の信念に沿った生き方のこと)」を取るための必須のツールといえるでしょう。
メンターに相談する
価値観ベースの行動を取る方法として、「自分が尊敬しているメンターに相談する」といったものが挙げられます。
信頼できる上司、長年付き合っているパートナーなど、メンターとしてふさわしい方は人によってそれぞれ異なるでしょう。
このとき、可能であれば海外の友達や異業種の知り合いなど、自分にとって「外部の人間」に相談してみることをおすすめします。
【外部メンターに相談するメリット】
・新たな知見が得られやすい
・マインドブロック(知らない間にかかっている心のブレーキ)を壊してくれるようなアドバイスをしてくれる可能性が高い
・バイアスを取り除いてくれるようなアイディアを出してもらえる可能性が高い
身近にいる親友や先輩は、どこか自分と似通った考え方をしていることが多く、「新たな閃き」「これまでとは違った考え方」などが生まれないケースが少なくありません。
しかし、外部の人といっても「そもそもそんな人脈なんてないよ」と困る方も多いでしょう。
そのような方は、以下のような方法がおすすめです。
【外部メンターの探し方の例】
・異業種交流会に参加して頼れそうな人を探す
・ランサーズやココナラといったクラウドソーシングを利用して相談する
ただし、なかには詐欺師のような人物も少なくありません。
「あまりにも高い相談料を打診してくる」「怪しい商品を勧めてくる」といったムーブをしてくる人には十分に注意してください。
アラサー〜アラフォーは自分と向き合うことが大事
今回は、アラサー〜アラフォーの方が抱く悩みの解消法について解説しました。
・アラサーやアラフォーは多くの悩みを抱きやすい世代
・自分と向き合い「自分の価値観」を明確にさせ、それに沿った行動を取る
・悩んだら紙に書き出し自分の方向性を再度定める
僕自身、日々多くの悩みを抱えながら目の前にある仕事に取り組んでいます。
仕事をしているだけでも大変なのに、結婚や育児、住まいの購入や両親の介護など、アラサーやアラフォーはやりたいこと・やるべきことが多すぎるような気がしてなりません。
僕と同じような悩みを抱えていらっしゃる方は、自分にとってベストな判断・行動ができるよう、一度ノートと紙を使い自分の価値観を書いてみることをおすすめします。
今回もご覧いただきありがとうございました。
それではまた!