【ADHDライフハック】やるべきことに集中できなくなる意外な理由

発達障害の方にとって、「集中力の維持・アップ」は永遠の課題のひとつともいえます。

 

僕自身、あらゆる手段を使って集中力の維持・アップに努めてきましたが、そのほとんどはうまくいかず、「やっぱり無理なのか…」と落ち込むことが多くありました。

 

【本記事はこのような悩みを持っている方におすすめ】

仕事に集中したいのに、なぜかいつも気が散って進まなくなるんだよね…

好きな本を読んでいるのにいつも途中で飽きるんだ…嫌いな仕事ならわかるけど何でだろう?

 

今回は、やるべきこと・好きなことであっても集中できなくなる理由、集中力が切れてしまったときに役立つティップスについて解説していきますので、興味をお持ちの方は参考にしてみてください。

 

自分にとってやるべきこと・好きなことであっても集中できなくなる理由

自分にとってやるべきこと、好きなことに取り組んでいるにもかかわらず、「途中で飽きてしまい別の作業をしてしまった」という経験を持っている方も多いでしょう。

 

これは、「自分の有限性を認めたくないため」「ベストコンディションではないため」に生じてしまう現象だといわれています。

 

有限性とは

有限性とは、自分の中にある「限界」「使える資源」などのこと指す言葉です。

 

たとえば、自分にとって難しい仕事・アクティビティに取り組むとき、僕をはじめ多くの人は、途中で「自分の限界」を実感することになるでしょう。

 

多くの場合、自分の限界は以下2つの要素が不足していると思ったときに感じるとされています。

 

【不足している2つの要素】

・使える時間

・持っている能力

 

多くの人は、「限られた時間の中でやりとげなければいけない」というプレッシャーから目を背けてしまう傾向にあります。

 

また、「太刀打ちできない自分を認めたくない」という思いから、つい現実逃避する方も珍しくありません。

 

このように、人は嫌な現実から逃げようとするために、本来ならやるべきできではない余計なことに手を出し気を紛らわせてしまうようになるのです。

 

ベストコンディションとは

単に体調が良いから、気分が良いからといって、それが自分にとってのベストコンディションとは言い切れません。

 

自分の中に「不安」「心配事」などがたくさんある場合、たとえ好きなこと・やるべきことであっても集中して取り組めなくなってしまうとされています。

 

【よくある不安や心配事の例】

・上司からの叱責(ミスをしていないか、これから失敗してしまわないかなど)

・恋人からの別れ話(けんかをした翌日、何日も既読スルーが続いている場合など)

 

僕自身、好きな読書やランニングをしているときでも、上司・先輩・クライアントから怒られている自分を想像して集中が途切れてしまうことが多々あります。

 

最後まで集中して取り組めるよう、事前に自分の中にあるネガティブ要素を少しでも減らす工夫をすることが重要といえるでしょう。

 

集中力が切れてしまったときに役立つティップス

僕はADHDの特性から、集中力が途中でなくなりつい別の何かをしてしまうことが少なくありません。

 

僕と同じように悩んでいる方や、ふとした瞬間に集中力が切れてしまったときは、以下に挙げる3つのことを思い出すようにしてみてください。

 

【集中力が切れてしまったときに役立つティップス】

・集中力が切れてしまう自分を許す

・「手を抜いて良い作業はないか?」を考える

・やらないこと決め、それを厳守する

 

集中力が切れてしまった自分を許す

集中力が切れてしまう自分を受け入れなければ、たとえスマホを目の前から遠ざけても、お菓子や漫画を処分しても意味はありません。

 

「目の前にある仕事から逃れたい」という気持ちは想像以上にやっかいで、多くの方は何か別の作業を始めてしまうようになるからです。

 

【現実逃避のためにやりがちなこと】

・特にしなくても困らない部屋の片づけ

・比較的整理されているタスクの見直し

・やる意味がほとんどないネットサーフィン

 

先述したように、人は自分の有限性を認めるのが大の苦手で、減実逃避のための行動に走りがちです。

 

「集中力が切れてしまうのは仕方がない」「決して自分がダメなせいではない」と一度割り切り、そこから再度自分のやるべきことを淡々と進めていくのがベストといえます。

 

「手を抜いて良い作業はないか?」を考える

雑多な仕事に時間を取られてしまい、その結果「大事な仕事に集中できない…」と悩む方も多いでしょう。

 

そのような方は、まずは今自分がやるべきことをリストアップし、その中に「手を抜いても良い作業」がないかチェックすることをおすすめします。

 

【手を抜いても良い作業の例】

・内部向けの資料作成

・在宅勤務時の身支度

 

たとえば、内部向けの資料づくりの際、僕はついやりすぎて「1時間経っているのにまだ半分も進んでいない」といった状況になることが珍しくありません。

 

丁寧に進めることも重要ですが、仕事ではやはり一定の速さが求められるので、僕は以下の点を注意しつつ作業するようにしています。

 

【作業時間を短くするために考えること】

・資料を使って何をするのか

・「70点で良し」とするならどこを削れるのか

 

多くの場合、「資料を作って終わり」ではなく、完成したものを使って何か大事な仕事をすることになります。

 

自分自身が資料を用いるときもあれば、先輩や上司が使うこともあるでしょう。

 

「誰がどんなことをするために資料を使うのか」「資料を見た人(顧客・上司)にどんなアクションをしてもらいたいか」を考えると、おのずと不要なこと・必要なことが見えてくるようになります。

 

【社内会議向けの資料を作る場合】

・多少ディティールが崩れても、おおよその要旨が入っていれば問題ない

・ポイントだけ絞り、色や装飾は最低限でかまわない

 

上記のことがわかっていれば、色やディティールのことをさほど考えずに済みます。

 

今までしていた配色やディティールの検討が不要になるので、より短時間で作業を終えられることしょう。

 

【顧客に見せる資料の場合】

・細かいところまで詰めて作る必要がある

・購買意欲を駆り立てるようなメッセージを含める

・数字のチェックは欠かさず行う

 

顧客に見せる場合、やはり細かい部分まで気を配る必要があるので、大きな時間短縮は難しいかもしれません。

 

しかし、最初に「センターピン(成果を出すために押さえておくべきポイント)」を把握しておけば、これからやるべきことが明確になり、その結果「次は何をしようか?」といった無駄な思考時間が削減されます。

 

最初に「何をすべきか?」がわかっている方の作業時間は比較的短い傾向にあるので、お困りの方は一度試してみると良いでしょう。

 

やらないこと決め、それを厳守する

集中力が切れてしまうということは、もしかしたら「雑多で余計な作業(シャローワーク)」に頭のリソースをもっていかれているのかもしれません。

 

どんなに細かい作業でも、それが何度も繰り返されるようなら身体にとって大きな負担となり得ます。

 

【シャローワークの例】

・意味もなく行うメールチェック

・比較的整っているデスクの片づけ

・直接利益につながらない仕事全般(お茶くみ、コピー取りなど)

 

僕もつい意味もなくメールをチェックしてしまうことが多いので、日々意識してやらないようにしています。

 

上司の指示で避けられない作業(お茶くみ、コピー取り)については、なるべく効率化し作業時間を短くするほか、「もっとほかに良い方法がありますので、一度検討してみては?」などと相談するのもひとつの手です。

 

自分でコントロールできるものは「やらないことリスト」に入れる、上司の指示でどうしてもやらざるを得ない場合は効率化して時短するなど、常に頭に汗をかきながら工夫してみることをおすすめします。

 

どんな人でも集中できなくなるときはある

今回は、やるべきこと・好きなことであっても集中できなくなる理由、集中力が切れてしまったときに役立つティップスについて解説しました。

 

・どんなに好きな趣味、やるべき仕事であっても集中力が切れてしまうことがある

・多くの人は「有限性に向き合いたくない」という気持ちから不要な作業に逃げてしまいがち

・やらないことはやらないと決め、どうしても無理なら効率化し時短を図る

 

「集中力切れ」による現実逃避は人としてほぼ避けられない事象なので、過度に落ち込む必要はありません。

 

一方、さまざまな工夫によって「集中力を長続きさせる」ことは可能なので、自分にとってやりやすい方法があればぜひ一度試してみることをおすすめします。

 

 


 

 


 


 

今回もご覧いただきありがとうございました。

 

それではまた!

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