毎日仕事に励むことも大事ですが、新しい趣味や自分が本当にやりたいと思えるものにチャレンジするのも重要です。
しかし、余計なことが頭の中に浮かび始められないこともありますよね…
【本記事はこのような悩みを持っている方におすすめ】
・もう若くないし、いまさら始めても意味ないかな…
・お金も時間もないし、後悔しそうだけど諦めるしかないか…
今回は、上記のような悩みを抱えている方に向けて、目標に向かって着実に取り組めるようになる方法について解説していきますので、気になる方は参考にしてみてください。
目次
目標達成に必要な心構え
自分の目標を達成させようと、日々テレビや雑誌、インターネットなどで情報収集を行っている方も多いでしょう。
情報収集は大切な作業ですが、無意識にしてしまうと自分の行動が制限されるおそれがあります。
【目標達成に必要な心構え】
・ネガティブな情報は心のブレーキになることを知る
・あえてニュースを見ないのもアリ
・基本は「信頼に足る書籍を繰り返し読む」こと
ネガティブな情報は心のブレーキになることを知る
流行を追うために情報を得ることは大事ですが、余計なものまで取り入れてしまうおそれがあるため注意しなければなりません。
【余計な情報の代表例】
・芸能人の不倫
・政治家の汚職事件
・SNSでの誹謗中傷
上記3つに反応してしまう気持ちはわかりますが、いずれも自分の目標には関係ありません。
自分にとってプラスのことはないうえに変な安心感も覚えてしまうので、ネガティブニュースに目を向けるのは禁物といえます。
あえてニュースを見ないのもアリ
自分にとってネガティブな情報を遮断するために、一時的に「ニュースを断つ」ことも有効です。
【ニュースを絶つために有効な行動】
・ゴシップ記事がメインの雑誌ではなく、自分の興味のある本を読む
・娯楽はテレビではなく映画や漫画などに変える
・1日の中でニュースを見る回数を制限する
ニュースをまったく見ないのは現実的ではありませんが、上記のような方法を実践して余計な情報をシャットアウトするのは非常に良い行動といえます。
基本は「信頼に足る書籍を繰り返し読む」こと
インターネット上は、とにかく雑多な情報に溢れ返っている環境です。
どこの誰が書いたのかわからないホームページ、エビデンスに欠ける内容、不安を煽る広告などが散見されるため、「情報を見極める力」がないと余計なトラブルに巻き込まれてしまうおそれがあります。
その点、世の中に出ている多くの書籍には、筆者が時間をかけて書いた内容が多分に盛り込まれており、「あらかさまな誤情報」だと思える文章は原則記載されていません。
【参考になり得る書籍の例】
・流行のビジネス書
・ベストセラーと呼ばれている専門書
・不屈の名作といわれている小説
もちろん、情報は絶えずアップデートされており、なかには古いデータのほか、今は間違いとされている内容が書かれている書籍も少なくありません。
情報収集を目的に読書をする場合には、自分が気になるジャンルの書籍を複数冊購入し、それぞれ比較しながら読み進めていくと良いでしょう。
新しいチャレンジをするときに押さえておくべきポイント
新しいチャレンジをする際、事前に確認すべきポイントがいくつかあります。
【チャレンジするときにの大事なポイント】
・本当に大切なことを把握する
・方向転換のしすぎに注意にする
・サンクコストバイアスにとらわれすぎない
いずれも大事なポイントなので、ぜひ押さえておくようにしてください。
本当に大切なことを把握する
今の自分をより高めようとする目標・行動は数多くあります。
【目標に設定しやすいもの・今後の行動指針になり得るものの例】
・国家試験の受験
・筋トレ
・転職
・婚活
・自炊
できれば1つでも多くのことに取り組みたいものですが、時間やお金は有限であり、多くの方は1〜3個くらいに絞って勉強・トレーニングなど励むことになります。
そのようなとき、人の心を煽ってくる情報や、心無い方の発言に意識が向いてしまうことが多々あります。
【人の心を煽るような言葉の例】
・転職するなんてもったいないよ!今の会社で出世した方がいいんじゃない?
・お前が筋肉質な体型になるなんて無理だよ!ジムに行くなんて無駄じゃない?
上記は実際に僕が人から言われた言葉で、当時は「どうしてそんなことを…」とひどく落ち込んでしまったことを今でも覚えています。
せっかく選んだものに自信が持てなくなってしまう可能性があるため、心無い発言をする方には極力関わらない方が無難といえるでしょう。
方向転換のしすぎに注意する
世間の雑多な情報に踊らされ、そのたびに自分の取り組むべきことを変えてしまうのはコスパが悪いです。
【目標に向かって取り組んでいるときに抱きやすい悩みの例】
・TOEICの勉強をしているけど、何か別の資格にチャレンジした方が良いのかな?
・ダイエットのために野菜中心の生活を送っているけど、お肉を食べても太らない方法があるって本当?
注意力・集中力などもその情報によって削がれ、普段の仕事や作業にも支障をきたすようになってしまいます。
「これ以上やっても無理だ!」と思えるなら方向転換するのもアリですが、1日〜1週間くらいで投げ出してしまうのはやはりもったいないことなので、「具体的な期限・勉強量」などを決めてから目標に向かって取り組むことをおすすめします。
サンクコストバイアスにとらわれすぎない
「サンクコストバイアス」は、サンクコスト(埋没費用)に引きずられて、自身の行動がゆがめられることを指す心理学用語です。
【サンクコストバイアスの例】
・一度買った本だから、つまらないけど最後まで読まないともったいない
・流行っている映画を観ているけどつまらない…帰りたいけどチケット代がもったいないな
サンクコストバイアスにかかると、過去に払った費用の元を取るべく、自分の望まない行動を取ってしまうので注意が必要です。
チャレンジしている自分をバカにされたときに意識すべきこと
先ほども軽く触れましたが、新しいチャレンジをしている際、たびたび「そんなことをしても意味ないでしょ?」とバカにしてくる人に遭遇するものです。
場合によっては心が折れてしまう可能性もあるので、以下の2つを意識しながら取り組むようにしてください。
【バカにされたときに意識すべきこと】
・チャレンジしていること自体を尊いと考える
・「学習性無力感に陥っている人」だと割り切って軽くあしらう
チャレンジしていること自体を尊いと考える
ニュースを見ていると、たびたび「成功者」と呼ばれる方の記事が目に留まりますよね。
【世間で「成功者」と呼ばれている人の特徴】
・◯億円の資産を持っている
・海外に別荘がある
・フォロワー数◯万人を突破している
「自分には縁のない世界だな」と思いながら見ている方がいる一方、「世の中にはすごい人がたくさんいるな…自分なんて全然ダメだよ…」と悩んでしまう方も少なくありません。
これと同時に、「自分もがんばっているのにどうして成果を出せないんだろう…」と負のループにはまってしまうおそれもあるので注意しましょう。
学習性無力感に陥っている人だと割り切って軽くあしらう
「学習性無力感」は、努力しても思ったような結果が得られない状況に長期間置かれることで、次第に行動することを諦めてしまう状態のことを指す言葉です。
【「学習性無力感」に陥っている方の考え方の例】
・いくら努力しても、憧れの起業家みたいにはなれない…
・どんなに頑張っても、あの人みたいなスリムな体型にならない…
強いストレスがかかると、どんなに強い心の持ち主でも行動できなくなってしまうほか、他人の挑戦を止めるような行動を取ることも珍しくありません。
学習性無力感から脱出するには、「成長マインドセット」を備える必要があります。
【成長マインドセットを持っている人の特徴】
・何事も「やればできる」という精神で取り組んでいる
・失敗しても「私はまだ成長途中だから」と簡単に諦めることがない
上記のような人は成長マインドセットの持ち主である可能性が高いです。
しかし、「自分には無理だよ…」と自分を卑下してしまう方も多いでしょう。
成長マインドセットを身につけるには、以下のような行動を取ることが重要です。
【成長マインドセットを身につけ方の例】
・自分にとって「負担が大きいこと(資格試験の勉強や高負荷なトレーニング)」に取り組んだ回数を数える
・基本的に「自責思考」で物事を捉えるクセを持つ
何かに挑戦していると、「失敗を感じてしまう瞬間」というのが必ず訪れます。
そのようなときは、「たしかに自分は失敗した。だけど、今まで◯回も再チャレンジしてきたじゃないか」などと、自分がこれまでやってきた努力の過程に目を向けてみましょう。
「前に進んでいる感覚を持てている人=成長マインドセットの持ち主」ともいわれているので、挫折してしまうそうな方はぜひ実践してみてください。
また、失敗を他人のせいにせず「自分事」として捉えることも自身の成長には欠かせない要素のひとつなので、この点も意識しながら自分にできることに注力していきましょう。
目標に向かってチャレンジすることが大事!
今回は、自分の立てた目標に着実に進めるようになる方法について解説しました。
・ニュースの情報を一時遮断して、主体的に情報を取りにいく
・雑多な情報に目を向けず、本当に大切なことだけを意識して行動する
・新しいことにチャレンジすること自体が尊いので、世間から注目されている「成功者」の情報はなるべく得ない
つい目に入ってしまう世間のニュースには、自分の感情がゆさぶられてしまうような煽り文句・ゴシップ記事が多く、無視するのは容易ではありません。
これらによって、注意力がそがれるほか、言葉には表せない焦燥感も覚えてしまうようになります。
自分のやりたいこと、達成したい目標を叶えるためにも、一度雑多な情報から距離を置き、本当にやるべきことに力を入れてみてください。
上記の書籍も参考になりますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
今回もご覧いただきありがとうございました。
それではまた!