【過去に縛られない】自分と向き合うときに役立つセルフコンパッションのやり方とポイント

またミスをして!昔と同じようなことをやらかすなんて全然成長してないね!

 

「過去の失敗をあえて取り合げて叱責をする」のは立派なパワハラのひとつとされています。

 

しかし、このようなことを平気で言ってしまう上司も多く、「なんであんなことをしてしまったんだろう…」と、昔のことを思い出して後悔することはないでしょうか。

 

僕もこれまで数えきれないほどの失敗をしてきて、そのたびに上司に責められ、そして自分のことを責めてきました。

 

仕事のミスだけでなく、学歴や家族などプライベートのことまで馬鹿にされてしまったことも多々あります…

 

今回は、過去の失敗経験と向き合って、同じ失敗をしないようにするセルフコンパッションのやり方について解説します。

過去の失敗と向き合う

セルフコンパッションは、うつ病や適応障害など、メンタル疾患の改善に向けて行われる認知行動療法のひとつです。

 

自分の弱さを認め、それらを受け入れて前に進んでいくという目的でさまざまなワーク・セッションを行いますが、過去の失敗と向き合う際にもこれは有効とされています。

 

過去の経験を書き出す

まずは時系列に沿って、過去にやってしまった失敗経験や挫折経験を思いつく限り書き出していきます。

 

書き出していく途中、気分が悪くなってしまう方も多いので、少しずつ向き合っていきましょう。

 

たとえば、僕の場合は以下のようになります。

 

22歳→新卒で入った会社を3ヶ月でリストラされる

23歳→転職した会社でパワハラとモラハラえを受け、心身ともに疲弊する

25歳→休日出勤までして挙げた成果(当時は歩合給)の半分を上司に横取りされる

28歳→共同経営の誘いに乗ってしまい、再び長時間労働を強いられる

29歳→ほとんど体が動かなくなってなってしまい、自宅療養となる

30歳→運良く転職できたが、こちらでも長時間労働で働く

32歳→無茶な仕事量とパワハラ発言により徐々に体調がおかしくなり、クリニックを受診後「適応障害」の診断を受ける

 

時系列順にするとこのような感じになります。

 

波瀾万丈のような20代でしたが、なかには味方になってくれる人もいて、そのたびに救われてきました。

 

もしそれがなかったら、今もきっと布団の上で療養していたかもしれません…

 

セルフコンパッションを行って過去の自分の考え方を変える

昔から「過去と他人は変えられない」と言われており、それは僕自身も非常に納得できるもので、今では「ミッションステートメント」(自分の行動指針)として仕事や生活の中で使っています。

 

この言葉のとおり、過去に関する出来事は変えられないのですが、受け取り方や解釈の仕方は変えることができます。

 

昔→リストラをされてしまってふさぎ込んだ

今→社会の厳しさと自分の無知さを知ることができた

 

昔→大事なお金を取られてしまった

今→お金に対する管理の大事さを知ることができた

 

昔→お金がらみの約束が果たされなかった

今→そもそもお金のやり取りをするような人付き合いはしないようにしている

 

昔→信じていたのに裏切られた

今→人は環境によって簡単に裏切るものだと知ることができた

 

上記のように、自分の解釈を変えてメンタルを安定させることをリアプレイザルと呼びます。

 

自分が苦しんできた過去の体験に「ポジティブな解釈」を新たに上書きしていくことで、昔の体験を受け入れられるようになります。

 

もちろん、すぐに全部受け入れられるというものではなく、ちょっとずつ改善されていくニュアンスです。

 

過去と一緒に今もチェックしていく

リアプレイザルを行って過去の出来事を前向きに捉えられるようになったとしても、今過去と同じような状況では再び同じ事態になってしまうかもしれません。

 

そのため、今の自分の状況も定期的にチェックして行く必要があります。

 

たとえば、「今は良い人としか付き合っていないから大丈夫」と安心していては、昔と同じように騙されたり裏切られたりしてしまうかもしれません。

 

過去の自分と同じよう、安易な決断をしていないかどうか、改めて見直すことが重要となります。

 

あれ?今の状況って昔のあの状況と一緒じゃない?

 

このような疑問が浮かんできたら、その人との関係はちょっと怪しいものかもしれません。

 

聖人君子と呼べる人はそこまで多くはありませんので、自分の直感を信じて慎重に判断していきましょう。

 

過去の経験を整理できたらこれからのことを考える

仕事の失敗から、お金の失敗、辛い恋愛経験まで、人それぞれ失敗の種類も程度も異なります。

 

どれもつらいものかとは思いますが、それらを整理した後は未来のことを考えていきましょう。

 

・失恋して自分に自信を持てなくて、恋愛するのを諦めていたけどやっぱりもう一度チャレンジしたい

・たしかにパワハラされてつらかったけど、今なら社会復帰できると思うし、どうせならやりたかった仕事に就きたい

 

過去の体験を「肥やし」にできれば心のエネルギーが徐々に回復していき、未来の姿が少しずつ明確になっていきます。

 

もちろんすぐに叶えることはできないかもしれませんし、途中で挫折してしまうかもしれません。

 

でも、それらも全部良い経験にして学びに変えていけば、いつかきっと自分の目標を達成できるはずなので、まずは最初の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

 

過去の失敗を嘲笑う人とは付き合わない

今回は、過去の失敗を乗り越えていくために必要な考え方と、セルフコンパッションの具体的なやり方について書いてみました。

 

・過去の経験を書き出していく

・失敗した経験の考え方を変えていく

・今の状況を把握して冷静に対処する

 

リストラや失恋、お金がらみのトラブルなどは、どれも心に大きな傷を残してしまう出来事です。

 

僕もたくさんの失敗をして、自分のことが嫌いになってしまったときがありました。

 

だけど、それらも全部含めて自分の人生かなと今なら思えます。

 

それに、たくさん傷を負っている人の方がより魅力的に映るものです。

 

過去の出来事は変えられないのですが、それらを自分のエネルギーにして、上手に向き合っていきましょう。

 

なお、以下の本も参考になりますので、お手隙の際にぜひチェックしてみてください。


 

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

 

それではまた!

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